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2006年05月18日

「藤田嗣治展」を観る

 5月16日「藤田嗣治展」に行った。藤田嗣治の生誕120年を記念し、約100点の作品を集めた大規模な展示会である。
 展示は作品を三期に分けて行われている。
 第一期がエコール・ド・パリ時代。藤田をパリ・サロンの寵児とした「すばらしい乳白色(かってない透き通った白い肌)」特徴とする画風の時代。
 第二期は中南米そして日本。鮮やかな色彩と豊かな量感の画風と戦争画の時代。
 第三期が日本を脱出し再びパリに戻り、カトリックの洗礼を受けフランスに帰化した時代、画風としては20年代の「すばらしき乳白色」と30年代以降の豊かな色彩が溶け合った時代。
 「藤田嗣治展」東京国立近代美術館、2006年3月28日~5月21日

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