« 2014年07月 | メイン | 2015年01月 »

2014年09月12日

2014年読書目録(9~12月)

1554.「草花の匂ふ国家」桶谷秀明、文春(1999)、9月1日  ***
 : 維新期の時代とその時代を動かした指導者たちの人物像を描く力作。これまでも同じテーマで数多くの本が書かれているが、納得でものがほとんどなかった。特に西郷隆盛の「征韓論」「西南戦争」が意味するもの。この本に描かれている西郷像で初めて腑に落ちた。
1555.「永遠の維新者」葦津珍彦、二月社(1975)、9月1日   *
 : 1975年出版時においては、群れを抜いた出来栄えの西郷論であったのではないかと思われるが、「永遠の維新者」という切り口だけで西郷という人物を描くには一面的すぎ、西郷という人物の矛盾を含んだ大きさを表現できないし、誤りでもある。
1556.「落語無学」江國滋、ちくま文庫(2008)、9月2日   *
1557.「落語手帖」  ”  、   ”   (2005)、”  ”
1558.「落語美学」  ”  、   ”   (2006)、”  ”
1559.「日本庶民文化資料集成第十三巻 芸能記録(二)」三一書房(1977)、9月2日
 : 「宴遊日記」
1560.「中世の文学第一期第十五回配本 連歌論集(四)」三弥井書店(1990)、9月2日  (1)
1561.「    ”     ”   一回  ”   歌論集(一)」    ”    (1971)、 ” ”    (2)
1562.「完訳 平治物語」勉誠出版(2004)、9月2日
1563.「 ”  義経記}     ”  ( ”  )、 ”  ”
1564.「 ”  曽我物語」   ”   (2005)、”  ”
1565.「朝鮮/韓国「ナショナリズム」と「小国」意識」木村幹、ミネルヴァ(2000)、9月3日 ** (4)
 : サブタイトル「朝貢国から国民国家へ」。「近代化や抗日運動といったナショナリズムの運動が、大国の抑圧と自らの力不足により挫折することになった朝鮮/韓国において、人々はその挫折の度毎に、朝貢時代から受け継いだ、自らの「小国意識」に真正面から向き合うことを、余儀なくさせられた。」
1560.「岩波講座近代日本の文化美3 近代知の成立」成田龍一、(2002)、9月3日
 : 「歴史」「風俗」「社会主義」の時代意識は、国民国家の時間でありつつ、内部の時間と外部の時間が連絡する帝国の時間と重なっていた
1561.「近代日本と国語ナショナリズム」長志珠絵、吉川弘文館(1998)、9月3日  *  (4)
1562.「日本語の近代」小森陽一、岩波(2000)、9月3日
1563.「昭和精神史 戦後篇」桶谷秀明、文春(2000)、9月3日
1564.「昭和精神側面」桶谷秀明、小沢書店(1980)、9月3日
1565.「回想と予感 1970~1981」桶谷秀明、小沢書店(1982)、9月3日
1566.「富士山と日本人」青弓社編集部、(2002)、9月3日    *
1567.「俳句旅行のすすめ」江國滋、朝日文庫(1999)、9月3日
1568.「なめくじ艦隊」古今亭志ん生、ちくま文庫(1991)、9月3日  *
 : サブタイトル「志ん生半生記」
1569.「日本庶民文化資料集成第十五巻 芸能記録(四)」三一書房(1976)、9月3日
 : 「許多脚色帖」(

1570.「絵本・落語風土記」江國滋、青蛙社(1970)、9月3日   *
 : 東京を中心に落語に登場する土地70か所を訪ね昭和30年代末のたたずまいを著者のスケッチと文章で解説

1571.「江戸浮世草紙 歌麿(一)(二)」喜多川歌麿、ミリオン出版(1985,1986)、9月4日
1572.「  ”    ”   国芳」歌川国芳、ミリオン出版(1985)、9月4日
1573.「うわさとは何か」松田美佐、中公新書(2014)、9月4日
1574.「挨拶がいっぱい」江國滋、新潮社((1994)、9月5日    *
 : サブタイトル「慶弔俳句日録」1992~3
1575.「江國滋の絵ごよみ きょうという日は」(1997)、9月5日   *
1576.「中世の文学第一期二十四回 新古今増抄(一)~(五)」三弥井書店、9月5日
1577.「批評の運命」桶谷秀明、河出(1974)、9月5日
 : 小林秀雄論を中心に
1578.「江戸浮世草子 国貞(一)(二)」歌川国貞、ミリオン出版(1985~6)、9月5日
1579.「日本語八ツ当り」江國滋、新潮文庫(1993)、9月5日
1580.「ソクラテス・クラブへようこそ」ナタリー・ヴァイデンフォルト他、半球コミュニケーションズ、9月5日
 : サブタイトル「子どもに学ぶ大人のための哲学教室」
1581.「完本 うらやましい死に方」五木寛之編、文春(2014)、9月5日
1582.「雑食よみ」伊藤まさこ、角川書店(2013)、9月5日
 : サブタイトル「日々、読書好日」
1583.「韓国家族」平田由紀江編、亜紀書房(2014)、9月5日
 : サブタイトル「グローバル化と「伝統文化」のせめぎあいの中で」
1584.「本をめぐる物語」ダ・ヴィンチ編集部、角川文庫(2014)、9月5日
 : サブタイトル「一冊の扉」
1585.「心訳「鳥の空音」」笠間書院(2013)、9月6日   ***
 : サブタイトル「元禄の女性思想家、飯塚染子禅に挑む」。柳沢吉保の側室染子(智月)が「無門関」の48則に対する自分の思索の結果をまとめ、それに慈円尊者が補筆したもの

1586.「危機と転生」桶谷秀明、泰流社(1976)、9月6日
 : 評論集
1587.「天心・鑑三・荷風」桶谷秀明、小沢書店(1976)、9月6日
1588.「他者への架橋」桶谷秀明、国文社(1974)、9月6日    *
 : サブタイトル「桶谷秀明対談集」
1589.「文学と歴史の影」桶谷秀明、北洋社(1972)、9月6日
1590.「増補版 土着と状況」桶谷秀明、国文社(1969)、9月6日
1591.「定本落語名作全集」上・下、小島貞二編、立風書房(1972)、9月6日  **
1592.「日本の50年200年 日本人の経済観念」武田智人、岩波(1999)、9月7日  *
 : 「日本経済異質説」に対する異議の申し立て。1)企業の事業観と出資者の役割、2)市場における競争と協調、3)契約に関する柔軟性と事後の調整、4)労働観、5)国家・政府の役割について論じる。
1593.「続・微苦笑俳句コレクション」江國滋編、実業之日本社(1995)、9月7日   *
1594.「生き物が見る私たち」中村桂子・和田誠、青土社(2014)、9月7日
1595.「日本人には二種類いる」岩村暢子、新潮社(2013)、9月7日
 : サブタイトル「1960年の断層」。35項目にわたり断層の存在を検証し、それ以前を「旧型」、以後を「新型」と名付ける
1596.「出口なお」安丸良夫、朝日選書(1987)、9月7日   *
 : 幕末から明治にかけて生まれた民衆宗教の中で社会批判の強さと終末観的な世直し思想で特色ある大本教の創始者出口なおの生涯をつづる。
1597.「上方落語」笑福亭松鶴、講談社(1987)、9月8日   *  (1)
1598.「小沢昭一がめぐる寄席の世界」朝日(2004)、9月8日
1599.「落語家昭和の名人くらべ」京須ともみつ、文春(2012)、9月8日
 : 五代目志ん生、六代目圓生、八代目文楽、五代目小さん、三代目志ん朝、この6人の噺家が群れを抜いていた
1600.「大増補版 おあとがよろしいようで」橘蓮二、講談社文庫(2005)、9月8日
 : サブタイトル「東京寄席往来」。写真集
1601.「歌舞伎のダンディズム」杉本苑子、講談社文庫(1998)、9月8日    *
1602.「最後の人 詩人高群逸枝」石牟礼道子、藤原書店(2012)、9月8日
1603.「最後のイタコ」松田広子、扶桑社(2013)、9月8日
1604.「万引きの文化史」レイチェル・シュタイア、太田出版(2012)、9月8日
 : 万引きには「犯罪」「病気」「抗議行動」の3種類がある。万引きの歴史、実態、病理、対応策について論じる。
1605.「14歳からわかる生命倫理」雨宮処凛、河出(2014)、9月8日
1606.「神様のホテル」ビクトリア・スウイート、毎日(2013)、9月8日
 : サブタイトル「「奇跡の病院」で過ごした20年間」。時間をかけて患者と向き合う「スロー・メデイスン」の実践で知られるサンフランシスコのラグナ・ホンダ病院の元勤務医が、患者との心温まる交流を描いた全米ベストセラー。
1607.「日本の幸福度」大竹文雄他、日本評論社(2010)、9月8日   (1)
 : サブタイトル「格差・労働・家族」
1608.「中世の文学第一期第三十六回配本 新古今増抄(六)」三弥井書店(2010)、9月8日
1609.「微苦笑俳句コレクション」江國滋、実業之日本社(1994)、9月8日
1610.「慶弔俳句日録」江國滋、新潮社(1996)、9月9日
 : サブタイトル「人生春夏秋冬」。
1611.「名画とあそぶ法」江國滋、朝日(1993)、9月9日
1612.「続・書斎の寝椅子」江國滋、岩波(1996)、9月9日   *
1613.「永遠と滅びゆくもの」桶谷秀明、北洋社(1976)、9月9日
1614.「中世のこころ」桶谷秀明、小沢書店(1985)、9月9日
 : 「西行」「方丈記」「歎異抄」
1615.「仮構の冥暗」改訂増補版、桶谷秀明、冬樹社(1979)、9月9日
1616.「風景と記憶」桶谷秀明、彌生書房(1980)、9月9日
 : 最初の随筆集
1617.「近代の奈落」桶谷秀明、同文社(1984)、9月9日
 : 北村透谷、日本浪漫派、鮎川信夫
1618.「滅びのとき昧爽のとき」桶谷秀明、小沢書店(1986)、9月9日   *
 : 「昭和精神側面」の続編といえる作品
1619.「日本の50年200年 日本人の自画像」加藤典洋、岩波(2000)、9月9日  **
 : 「日本人」という考えが生まれ、受け入れられていったドラマを解明する。18世紀の江戸の徂徠、宣長、諭吉、柳田国男を取り上げる
1620.「   ”      ”   近代史のなかの教育」高橋敏、岩波(1999)、9月9日
1621.「   ”      ”   文化としてのマナー」熊倉功夫、 ” ( ”  )、9月9日
1622.「   ”      ”   日本の女優」四方田犬彦、    ” (2000)、9月9日
 : 原節子、李香蘭(山口俶子)という対照的な二人を取り上げて「日本の近代」を論じる。
1623.「文明開化と日本的想像」桶谷秀明、福武書店(1987)、9月10日
 : 鉄幹と透谷、高山樗牛、岡倉天心とラフカディオ・ヘルン、生田長江、佐藤春夫、荻原朔太郎、「夜明け前」(藤村)を取り上げる
1624.「明治の精神昭和の心」桶谷秀明、学芸書林(1990)、9月10日
 : サブタイトル「桶谷秀明自選評論集」
1625.「天の河うつつの花」桶谷秀明、北冬社(1997)、9月10日   *
 : エッセイ集
1626.「季のない季寄せ」江國滋、富士見書房(1988)、9月10日   *
 : 全部で143項目を取り上げ、最後を引用句で締める
1627.「寝るには早すぎる」江國滋、実業之日本社(1992)、9月10日  *
1628.「わが国わが国びと」中野重治、新潮社(1975)、9月10日   *
1629.「本とつきあう法」中野重治、ちくま文庫(1987)、9月10日
1630.「江戸浮世草子 国盛」歌川国盛、ミリオン出版(1985)、9月10日
1631.「精霊の民アポリジニー」白石理恵、明石書店(1993)、9月10日
1632.「ほかの誰も薦めなかったとしても今のうちに読んでおくべきだと思う本を紹介します」河出(2012)、9月10日
1633.「身て見ぬふるをする社会」マーガレット・へファーナン、河出(2011)、9月10日  *
 : 著者の結論は「知らずにいることを選んだとき、人は自らを無力化している。そして、あえて現実を直視することを選んだときは、自らに希望を与えている。」
1634.「だから日本はズレている」古市憲寿、新潮新書(2014)、9月10日  **
 : 29歳の著者が現代日本の風潮を鋭く批判
1635.「日本の50年200年 日本人と宗教」宮田登、岩波(1999)、9月11日  *
 : 江戸中期以降をとらえ、シラの記憶を稲作・養蚕に求める心性、トキの折り目に刻み付けられた民俗古層が日本の「近代」の文脈の中に通低音として響いている。
1636.「    ”     ”   老いの近代」天野正子、 ” ( ”  )、 ”   ”
 : 第一部「老いの近代史」、第二部「「昭和」の老い」、第三部「人と老いの出会い、老いの交流の独自で個性的な姿」
1637.「    ”     ”   詩歌の近代」岡井隆、  ” ( ”  )、 ”    ”
 : 詩の読み方の実例を示すと同時に、「詩は個人的な体験だ」という主張を展開する
1638.「日本庶民生活資料集成第第一巻 探検・紀行・地誌(南島篇)」三一書房(1968)、9月11日(3)
1639.「  ”        ”      二巻    ”    ”   (西国篇)」、  ”   (1969)、 ” ” (4)
1640.「  ”        ”      三巻    ”    ”   (東国篇)」、 ”   ( ”  )、  ” ” (4)
1641.「  ”        ”      四巻    ”    ”   (北辺篇)」、 ”   ( ”  )、  ” ” (5)
1642.「  ”        ”      五巻 源流」三一書房(1968)、9月11日   (4)
1643.「  ”        ”      六巻 一揆」   ”  (  ”  )、 ”  ”    (4)
1644.「昭和精神の風貌」桶谷秀明、河出(1993)、9月11日
 : 作家論
1645.「英国こんなとき旅日記」江國滋、新潮社((1992)、9月11日
1646.「手紙読本」江國滋、福武文庫(1990)、9月12日
 : サブタイトル「旅券は俳句」
1647.「時代と精神」上・下、桶谷秀明、幻冬舎(2002)、9月12日   *
 : サブタイトル「評論雑感集」
1648.「慶弔俳句日録」江國滋、新潮社(1992)、9月12日
1649.「きまぐれ歳時記」 ”  、朝日(1989)、9月12日
1650.「歌舞伎の話」戸板康二、講談社学術文庫(2005)、9月12日  *
1651.「世界の中の日本絵画」平山郁夫、高階秀爾、美術年鑑社(1994)、9月13日  **
 : 作品篇、作品解説編。世界における日本文化の役割(西欧合理主義の生きずまり、見直されていい)は東洋的自然観・洗練された装飾美にある。異文化との接触から新たな発展が生まれる。
1652.「完訳源平盛衰記(五)」酒井一宇訳、勉誠出版(2005)、9月13日
1653.「方聞記」安田與重郎、新潮社(1975)、9月13日    **
 : エッセイ集
1654.「むらぎも」中野重治、石川近代文学館(1993)、9月13日
1655.「酒のみのまよい箸」浅野陽、文化出版局(1977)、9月13日  *
1656.「むかしの味」池波正太郎、新潮社(1984)、9月13日
1657.「偽りの帝国」山田智彦、小学館((1983)、9月13日  **
 : 小説の形をとって、日本のバブル経済とは何だったのかを問う話題作
1658.「にんげんスケッチブック」江國滋、毎日、9月13日    **
1659.「滋酔郎俳句館」江國滋、朝日(1989)、9月13日
1660.「昭和精神史」桶谷秀明、文春(1990)、9月14日    **
 : 昭和改元の日から敗戦期までの日本人の心の歴史を描く。精神史とは、この時代に生きた日本人の心の姿をできるだけ具体的に描くことを意図して使った言葉。
1661.「歴史精神の再建ー明治・大正・昭和」新保裕司、作品社(2012)、9月14日
 : 明治精神は「ざらざらしている」。これは、創始者のもの、本気でつくられたものの特徴である。最近のものはこれと比較するとつるつるしている。
1662.「旅ゆけば俳句」江國滋、新潮文庫(1988)、9月15日  *
1663.「俳句とあそぶ法」江國滋、朝日文庫(1987)、9月15日  *
1664.「シルバー川柳 満員御礼篇」みやぎシルバーネット、河出(2013)、9月15日
1665.「政治ジャーナリズムの罪と罰」田勢康弘、新潮(1994)、9月15日   (1)
1666.「土を喰う日々」水上勉、新潮文庫(1982)、9月15日   *
 : サブタイトル「わが精進12か月」。少年時代禅宗の寺の小僧をしていた時に身につけた精進料理の献立を12か月にわたり紹介。
1667.「日本庶民生活資料集成第七巻 飢饉・悪疫」三一書房(1970)、9月15日  (4)
1668.「    ”       ”    八巻 見聞記」     ”   (1969)、”  ”    (4)
1669.「    ”       ”    九巻 風俗」      ”   (  ”  )、”  ”    (4)
1670.「    ”       ”    十巻 農山漁民生活」 ”  (1970)、 ” ”     (4)
1671.「    ”       ”   十一巻 世相(一)」   ”   ( ”  )、”  ”     (4)
1672.「    ”       ”   十二巻 世相(二)」  ”    (1969)、”  ”     (4)
1673.「芝居の裏おもて」三田村鳶魚、中公文庫(1998)、9月15日   *
1674.「芝居風俗」三田村鳶魚、中公文庫(1999)、9月15日
1675.「世紀を超えるいのちへの旅」高良留美子、彩流社(2014)、9月16日  *  (1)
 : サブタイトル「循環し再生する文明へ」
1676.「懐かしい人たち」吉行淳之介、講談社(1994)、9月16日
1677.「二つ、三ついいわすれたこと」ルオス・キャロル・オーツ、岩波(2014)、9月16日
 : 現代アメリカを代表する作家である著者があぶりだす10代の若者の心の景色
1678.「日本の女性がグローバル社会と戦う方法」谷本真由美、大和書房(2013)、”   *  (13)
 : 著者いわく、「この本は「女性の生き方本」の「負荷ブラザーズ」と心得ていただければよいでしょう」。「ガールズ・パワー」の重要性を説く。
1679.「隠れた花」パール・バック、国書刊行会(1975)、9月16日   *
 : パール・バックの本邦初訳の小説。終戦直後の日本でのアメリカ人将校と日本人の結婚とその後を中心に描く。
1680.「役者論語」守随憲治校注、岩波文庫((1939)、9月17日
 : 8篇の上手・名人といわれる役者の芸談集を収録。
1681.「韓国社会とジェンダー」ショウ恵貞、法大(2002)、9月17日  *  (1)
 : 課題のまとめは、1)無限に自然を搾取する時代を終焉させなければならない、2)民族を和解させる主体にならなければならない、3)中央集権化された権力に挑戦し、民主的討論の活性化を達成していかねばならない。
1682.「芭蕉年譜大成」今栄蔵、角川書店(1994)、9月17日   **
 : 「校本芭蕉全集」に付載された「芭蕉年譜」を増補して単行本化したもの。全作品(除く連句)・全書簡・俳論を収録。
1683.「俳句」阿部ショウ人、講談社学術文庫(1984)、9月17日  **  (9)
 : サブタイトル「四合目からの出発」。初心者の俳句およそ15万句を点検、そこに見られる紋切型を列挙してみせ、それと手を切れば、四合目から出発して頂上を目指せると説く。俳句と川柳・格言・諺との違いを示して俳句の特徴を把握して俳句を読むことを奨める。
1684.「江國滋俳句館」朝日(1986)、9月17日
1685.「神の御意」江國滋、永田書房(1986)、9月17日
 : サブタイトル「滋酔郎句集」。
1686.「文章好き嫌い」江國滋、創元社(1986)、9月17日
 : 馬場博司との対談集
1687.「にっちもさっちも」江國滋、朝日文庫(1987)、9月17日
 : エッセイ集
1688.「阿呆旅行」江國滋、新潮文庫(1984)、9月17日
1689.「問題があります」佐野洋子、筑摩(2009)、9月17日
 : 半自伝的エッセイ
1690.「読書の学」吉川幸次郎、筑摩叢書(1988)、9月17日   *
 : 「読書の学」とは、書物の言語によって人間を考える仕事である。書物の言語に即して思索することである。書物を考えるために読むことである。
1691.「老いの万華鏡」思想の科学研究会<老いの会>編、お茶の水書房(1987)、9月17日 *
 : サブタイトル「「老い」をみつめる本への招待」
1692.「天味無限の人」小島視英子、彌生書房1994)、9月18日
 : サブタイトル「小島政二郎とともに」
1693.「シブミ」上・下、トレヴェ二アン、ハヤカワ、9月19日     **
 : 一匹狼の世界的暗殺屋を主人公とするミステリー。ここまで日本に詳しい外人がいるのかと思いつつ楽しめる第一級の娯楽作品
1694.「拾遺愚草古注」上・中・下、三弥井書店(1983,1986,1988)、9月20日  (11)
1695.「男女驚学」江國滋、徳間書店(1976)、9月20日
 : サブタイトル「娘たちに贈る覚書」
1696.「読書日記」正・続、江國滋、朝日(1979,1981)、9月20日
1697.「杖の夢」江國滋、朝日(1981)、9月20日   *
1698.「旅はプリズム」江國滋、朝日(1982)、9月20日
1699.「秘色」秦恒平、筑摩(1975)、9月20日
1700.「慈子」秦恒平、筑摩(1976)、9月20日
1701.「日本の民話3 神々の神話」角川書店(1973)、9月20日
1702.「 ”    ” 4 民衆の英雄」   ”  (  ” )、9月21日
1703.「 ”    ” 5 長者への夢」   ”  (  ” )、 ”  ”
1704.「 ”    ” 6 土着の信仰」   ”  (  ” )、 ”  ”
1705.「 ”    ” 7 妖怪と人間」   ”  (  ” )、 ”  ”
1706.「わが心の残像」田沼武能、文春(1991)、9月21日   *
 : 人物写真110枚に撮影時の印象を記した本
1707.「出産の社会史」ミレイユ・ラジェ、勁草書房(1994)、9月21日
 : サブタイトル「まだ病院がなかったころ」
1708.「ビジネス・ダイアリー」久松陽一、雁書館(2004)、9月21日
 : サブタイトル「久松陽一写真集」1980-1990
1709.「マクリーンの川」ノーマン・マクリーン、集英社(1993)、9月21日
1710.「大東亜戦争肯定論」林房雄、番町書房(1970)、9月21日   ***
 : 「大東亜戦争」は「東亜百年戦争」だったという仮説を提示する。著者によると、明治維新の約20年前西欧の船が日本を頻繁に訪れるようになった時から始まり、1945年8月15日の日本の敗戦を持って終わった、という。
1711.「大東亜戦争肯定論」黄文雄、WAC(2006)、9月21日   ***  (6)
 : 世界史の大きな流れの中で「大東亜戦争」を捉え、この戦争がそれまでの西欧のアジア・アフリカ侵略を始めとする西欧の世界支配を常識視する見方に異議を唱え、「西欧とアジア・アフリカの対等」という新しい常識を生み出す転機を生み出した、という。
1712.「人間を磨く」桶谷秀明、新潮新書(2007)、9月22日   *
1713.「わが母の記」井上靖、講談社文庫(2012)、9月22日
1714.「戦後日本の思想」久野収・鶴見俊輔・藤田省三、岩波(1995)、9月22日
1715.「版画 日本の店いりはにほへと」江國滋、講談社(1976)、9月23日
1716.「遊び本位」江国滋、北洋社(1972)、9月23日
1717.「現代たれんと気質」江國滋、三一書房(1970)、9月23日
1718.「語録・編集鬼たち」江國滋、産業能率短大(1973)、9月23日
1719.「日本の民話8 乱世に生きる」松谷みよ子他、角川書店(1973)、9月23日  **
1720.「    ”   9 太平の天下」     ”    、   ”  (  ” )、 ”  ”    **
1721.「    ”  10 残酷の悲劇」     ”    、   ”  (  ” )、 ”  ”    *
1722.「    ”  11 民衆の笑い話」   ”     、   ”  (  ” )、 ”  ”
1723.「    ”  12 現代の民話」    ”     、   ”  (1974)、 ”  ”
1724.「日本の翻訳論」柳父章他編。法大(2010)、9月23日
 : サブタイトル「アンソロジーと解題」
1725.「中村吉右衛門」小宮富隆、岩波(2000)、9月23日
 : 1962年出版。初代中村吉右衛門(1888-1954)の芸と人となりを紹介
1726.「眠狂四郎無頼控」1-4、柴田錬三郎、新潮文庫(1960)、9月24日  *
1727.「日本の雇用と中高年」濱口桂一郎、ちくま新書(2014)、9月24日
1728.「慰安婦問題」熊谷奈緒子、ちくま新書(2014)、9月25日   *** (53)
 : 慰安婦問題を論じた本は数多くありその大半は「結論ありき」で、「結論につじつまが合う事実・論点のみを集める」という内容となっており、読むに堪えないものが多い。その中で本書は、公正かつ学術的であろうとする姿勢で一貫しており、90%くらいは同意できる内容となっている。また大半が事後遡及的戦争責任論で「慰安婦問題」を取り上げているが、その立場から距離を置くことによって、ジェンダー論的立場から慰安婦問題を取り上げ、大半の議論の問題点を指摘することに成功している。
1729.「江戸小咄女百態」興津要、作品社(1983)、9月25日   *
1730.「桂枝雀のらくご案内」ちくま文庫(1996)、9月25日     *
 : サブタイトル「枝雀と61人の仲間」。枝雀の持ちネタ60プラス一席
1731.「日本美術絵画全集23 若冲・蕭白」座右宝刊行会、集英社(1977)、9月25日
1732.「   ”      ” 24 司馬江漢」    ”    ” 、  ”  ( ”  )、 ”  ”
1733.「   ”      ” 25 渡辺崋山」    ”    ” 、  ”  ( ”  )、 ”  ”
1734.「東京探検」江國滋、学術生活社(1973)、9月26日
1735.「一縷の川」直井潔、新潮社(1977)、9月26日
1736.「中世の文学第一期第二十六回配本六代勝事記・五大帝王物語」三弥井書店(2000) (22)
1737.「眠狂四郎無頼控」5・6、柴田錬三郎、新潮文庫(1965)、9月26日  *
1738.「醒めた炎ー木戸孝允」上・下、村松剛、中公(1987)、9月26日
 : ペリー来航以来明治10年(西南戦争)までの幕末・維新期の激動を木戸孝允(桂小五郎)を中心に描く
1739.「老年学」橘覚勝、誠信書房(1971)、9月26日
 : サブタイトル「その問題と考察」。老人学についての歴史、現代の老人学・生物学・医学、社会学的老人学(社会福祉)、心理学的老人学、老人芸術、についてふれる。
1740.「落ちこぼれ家庭」上・下、藤原審爾、新日本出版、9月26日
1741.「祖母、わたしの明治」志賀かう子、北上書房(1982)、9月26日
1742.「孤魂物語」木田紀雄、伝統と現代社(1979)、9月26日   *
1743.「北京のひとり者」陳若㬢、朝日(1979)、9月26日
1744.「迷惑旅行」山口瞳、新潮社(1978)、9月26日
1745.「新宿馬鹿物語」半村良、文春(1977)、9月26日
1746.「一老政治家の回想」古島一雄、中公(1951)、9月27日   **
 : 新聞「日本」、犬養毅(木堂)を中心とした政界・人脈の動きを語る
1747.「日本をダメにした戦後教育」西義之、山手書房(1976)、9月27日  *
 : サブタイトル「どこにも救いはないのか」
1748.「漢語と日本人」鈴木修次、みすず書房(1978)、9月27日   *
1749.「人間と数学」吉田夏彦他、朝日選書(1976)、9月27日    *
 : 人間と動物を区別するものとして、数学は人間的である。数学と科学・哲学・宗教・文学なども人間的である。
1750.「来訪者」ロアルド・ダール、早川書房(1983)、9月27日   **
 : 4編の短編を収録。ダールには珍しく、全編セックスをテーマとしている。エンディングの冴えは紛れもなくダールの作品。
1751.「11枚のとらんぷ」泡坂妻夫、創元推理文庫(1993)、9月27日
1752.「日本美術絵画全集1 明兆」座右宝刊行会編、集英社(1977)、9月27日
1753.「  ”      ”  2 如拙・周文」 ”   ”  、  ”  (1979)、 ”  ”
1754.「  ”      ”  3 曽我蛇足」  ”   ”  、  ”  (1980)、 ”  ”
1755.「  ”      ”  4 雪舟」     ”   ”  、  ”  (  ” )、 ”  ”
1756.「池波正太郎の芝居の本」佐藤隆介、文化出版局(1976)、9月28日  *
 : 大劇場の芝居「剣客商売」「必殺仕掛人」がどのような過程を経て上演されるかを深く・微細にわたって書いた本。
1757.「秋田雨雀日記」1・2、未来社(1965)、9月28日
 : 全5巻で1915(大正4)~1962(昭和37)年に至る47年間にわたる秋田雨雀の日記を収録
1758.「無職渡世」井上英雅、伝統と現代社(1974)、9月28日   **
 : 非凡な一渡世人の生涯を通じて語られた、明治中期以降から太平洋戦争の終局までの近代日本の風俗史・文化史。
1759.「江戸小咄漫歩」興津要、作品社(1981)、9月28日   *
1760.「江戸食べもの誌」興津要、作品社(1981)、9月28日
1761.「ある明治人の記録」石光真人編著、中公新書、9月28日  *
 : サブタイトル「会津人柴五郎の遺書」
1762.「詭弁論理学」野崎昭広、中公新書(1976)、9月29日   *  (4)
 : この本は「詭弁」を見抜き、それにどう対応(反論)するかを目的に書かれた
1763.「在日朝鮮人史」上・下、金達寿、創樹社(1975)、9月29日  *
1764.「秋田雨雀日記」3~5、未来社(1966)、9月29日
1765.「落花は還らずとも」上・下、中村彰彦、中公(2004)、9月30日  *
 : サブタイトル「会津藩士・秋月悌次郎」
1766.「魔の時間への旅」山田智彦、新潮社(1986)、9月30日
1767.「無罪」大岡昇平、新潮社(1978)、9月30日   *
 : 13編の裁判物語を収録。表題の「無罪」が秀逸。「推定無罪」(疑わしきは罰せず)という裁判の大鉄則を貫いた事例。
1768.「百歩百味・日本の味」渡辺文雄、作品社(1981)、9月30日  *
1769.「時間と自己」木村敏、中公新書(1982)、9月30日    *  (6)
1770.「日本美術絵画全集5 土佐光信」座右宝刊行会編、集英社(1979)、9月30日
1771.「  ”       ” 6 相阿弥・祥啓」 ”    ”  、  ”  (  ” )、 ”  ”
1772.「  ”       ” 7 狩野正信・元信」”   ”  、  ”   (1978)、 ”  ”
1773.「  ”       ” 8 雪村」       ”   ”  、  ”   (1980)、 ”  ”
1774.「  ”       ” 9 狩野永徳・光信」”   ”  、  ”   (1978)、 ”  ”
1775.「  ”       ”10 長谷川等伯」  ”   ”  、  ”   (1979)、 ”  ”
1776.「ひかりごけ」武田泰淳、新潮文庫(1964)、10月1日   *
 : テーマは「極限状況における人肉食」。「海神丸」(野上彌惠子)「野火」(大岡昇平)との比較も行いながら人間の心理・尊厳とは何かに迫る。
1777.「柳沢家の古典学」上・下、宮川葉子、新典社(2007)、10月1日  *
 : サブタイトル「松陰日記」(上)、「文芸の諸相と環境」(下)。柳沢吉保の側室正親町町子による柳沢吉保の一代の事績を源氏物語に擬えて書き記した書。
1778.「金融危機に生かす10の鉄則」山田智彦、青春出版社(1998)、10月1日  (1)
 : サブタイトル「ビジネスマンへの新・発想」。歴史上稀有な働きをした経済人10人を厳選、そこから学んだ10の鉄則を紹介する。
1779.「希望の原理」岸田秀、青土社(1993)、10月1日   *
 : 「自立的自我」は幻想である。人間は情報の連鎖・関係の網の目の中で行動している。「唯物論」を否定し、「唯幻(想)論」を提唱する。
1780.「木曽の街道端から」宮口しづえ、筑摩(1977)、10月1日
1781.「極北の夢」バリー・ロペス、草思社(1973)、10月1日
 : 本書の核心のテーマは、1)人間の想像力への北極の影響、2)北極の土地利用という欲求が生み出す評価、3)北極という未知の土地を前のしてのわたしたちの富の感覚は変わるのか。
1782.「比叡」瀬戸内晴美、新潮社(1979)、10月1日
1783.「日本美術絵画全集11 友松・等顔」座右宝刊行会編、集英社(1978)、10月1日
1784.「  ”      ”  12 狩野山楽・山雲」 ”    ” 、   ” (1986)、 ”   ”
1785.「大航海時代叢書1 航海の記録」コロンブス他、岩波(1965)、10月2日  (18)
1786.「  ”     ”  2 西アフリカ航海の記録」アズゥラ他、”(1968)、” ”   (1)
1787.「  ”     ”  3 新大陸自然文化史上」アユスタ他、”(1966)、” ”   (15)
1788.「宣告」上・下、加賀乙彦、新潮社(1979)、10月2日    *
 : 上告を最高裁で棄却され死刑が確定した囚人の死刑執行までの日々を描いた小説
1789.「倒錯の舞踏」ローレンス・ブロック、二見書房(1992)、10月2日
1790.「白きアンガラ河」伊藤登志夫、思想の科学社(1979)、10月2日
 : サブタイトル「イルクーツク第一捕虜収容所の記録」
1791.「庶民列伝」深沢七郎、新潮文庫(1981)、10月2日
1792.「日本美術絵画全集13 岩佐又兵衛」座右宝刊行会編、集英社(1980)、10月2日
1793.「   ”      ”  15 狩野探幽」   ”     ”  、  ”  (1978)、 ”  ”
1794.「進化と人生」上・下、丘浅次郎、講談社学術文庫(1976)、10月3日  * (6)
 : 進化論と哲学・倫理・教育・社会・宗教との関係にふれた論文を集めて収録
1795.「宇宙のあいさつ」星新一、早川文庫(1973)、10月3日   **
1796.「ぐうたら生活入門」遠藤周作、角川文庫(1971)、10月3日
1797.「日本剣客伝<戦国篇>」朝日文庫(2012)、10月3日   **
 : 「塚原卜伝」南條範夫、「上泉伊勢守」池波正太郎、「小野次郎右衛門」柴田錬三郎
1798.「   ”    <江戸篇>」  ”   (  ” )、 ”   ”
 : 「柳生十兵衛」山岡荘八、「堀部安兵衛」吉行淳之介、「針谷夕雲」有馬頼義
1799.「日本人の生き方」D・W・ブラース、岩波(1985)、10月4日
 : サブタイトル「現代における成熟のドラマ」。「細雪」「四十八の瞳」「恍惚の人」などの作品と23人へのインタビューにより、日本人の生き方を探る
1800.「落語で江戸のうらおもて」京須楷充、ちくま文庫(2006)、10月4日
 : 11の落語の中に出てくる江戸(っ子)の笑いを紹介すると同時に落語家の芸風・芸談も紹介
1801.「大航海時代叢書4 新大陸自然文化史下」アユスタ、岩波(1966)、10月5日
1802.「死の中の笑み」徳永進、ゆみる出版(1982)、10月5日   *
 : ある地方病院勤務医の診療記録
1803.「新典社研究叢書11 万葉防人歌の諸相」林田正男、新典社(1985)、10月5日
1804.「  ”     ”  18 柿本人麻呂」菊池威雄、      ”  (1987)、  ”  ”
1805.「  ”     ”  44 万葉歌人とその時代」星野五彦、 ”  (1991)、 ”  ”
1806.「  ”     ”  55 万葉集と古今集」小沢正夫、   ”   (1992)、 ”  ”
1807.「  ”     ”  61 万葉集東歌の抒情」志村志郎、  ”  (1993)、 ”  ”
1808.「  ”     ”  29 古典文学論考」森本元子、    ”   (1988)、 ”  ”
1809.「鳶魚江戸文庫34 芝・上野と銀座」三田村鳶魚、中公文庫(1999)、  ”  ”
1810.「  ”    ” 35 芝居ばなし」      ”    、   ”  (  ” )、   ”  ”
1811.「  ”    ” 31 近松の心中物・女の流行」 ”、   ”  (  ” )、   ” 6日
1812.「  ”    ” 32 はやり唄・吾妻錦絵」 ”   、   ”   ( ” )、   ”  ”
1813.「  ”    ” 33 人形芝居と能」     ”   、   ”  (  ” )、  ”  ”
1814.「桂枝雀爆笑コレクション」1~3、ちくま文庫(2005,2006)、      ”  ”
1815.「日本人とは何か」中西進、講談社(1997)、10月6日  **  (3)
1816.「論理の方法」小室直樹、東洋経済(2003)、 ”  ”   *   (10)
 : サブタイトル「社会科学のためのモデル」
1817.「もう一つの日本史」高橋富雄、徳間書店(1991)、” ”
 : サブタイトル「ベールをぬいだ縄文の国」
1818.「野生の復興」川喜田二郎、祥伝社(1995)、10月7日  **  (28)
 : サブタイトル「デカルト的合理主義から全人的創造へ」
1819.「大航海時代叢書6 シナ大王国誌」メンドーサ、岩波(1965)、10月8日  (4)
1820.「   ”    ”  7 フィリピン諸島誌」モルガ、  ” (1966)、 ”  ”    (5)
1821.「   ”    ”  8 東方案内記」リンスホーテン、” (1968)、 ”  ”    (8)
1822.「   ”    ”  9 日本教会史(上)」ロドリーゲス、”(1967)、 ” ”    (7)
1823.「   ”    ” 10   ”   ” (下)」   ”   、” (1970)、 ”  ”
1824.「   ”    ” 11 日本王国記・日欧文化比較」ヒロン、フロイス、”、”  ” (3)
1825.「定本艶笑落語(全)」小島貞二編、立凬書房(1987)、10月8日  *
1826.「禁演落語」小島貞二編、ちくま文庫(2002)、10月8日
1827.「高座奇人伝」   ”  、   ”   (2009)、 ”  ”
1828.「桂枝雀爆笑コレクション」4・5、” (2006)、 ”  ”
1829.「鳶魚江戸文庫30 江戸生活のうらおもて」三田村鳶魚、中公文庫(1999)、10月8日
1830.「  ”    ”   1 捕物の話」         ”   ” 、   ”   (1996)、10月9日
1831.「  ”    ”   2 江戸の女」         ”   ” 、   ”   (  ”  )、 ”  ”
1832.「  ”    ”   3 横から見た赤穂浪士」  ”   ” 、   ”   (  ”  )、 ”  ”
1833.「  ”    ”   5 娯楽の江戸・江戸の食生活」” ” 、   ”   (1997)、 ” 10日
1834.「  ”    ”   6 江戸の白波」       ”    ” 、   ”   (  ” )、 ”   ”  *
1835.「柳沢吉保と江戸の夢」島内景二、笠間書院(2009)、10月9日  *  (1)
 : サブタイトル「元禄ルネッサンスの開幕」
1836.「日本庶民生活資料集成13 騒擾」谷川健一他編、三一書房(1970)、10月10日 (4)
1837.「    ”       ”   14 部落」  ”   ”  、   ”  (1971)、  ”  ”   (5)
1838.「    ”       ”   15 都市風俗」”  ”  、   ”  (  ” )、  ”   ”  (4)
1839.「    ”       ”   16 奇談・紀聞」” ”  、   ”  (1970)、  ”   ”  (4)
1840.「    ”       ”   17 民間芸能」 ” ”  、   ”  (1972)、  ”   ”  (4)
1841.「    ”       ”   18 民間宗教」 ” ”  、   ”  (  ” )、  ”   ”  (4)
1842.「糞尿譚」火野葦平、文春(1982)、10月10日    *
1843.「密漁者」寒川光太郎、文春(1982)、10月10日
1844.「女絵かきの誕生」丸木俊、朝日選書(1977)、10月10日
1845.「石光青清の手記1 城下の人」中公文庫(1978)、10月11日   **
1846.「   ”    ”  2 曠野の花」   ”  (  ”  )、 ”   ”    **
1847.「   ”    ”  3 望郷の歌」   ”  (  ”  )、 ”   ”     *
1848.「   ”    ”  4 誰のために」  ”  (  ”  )、 ”   ”     *
1849.「大航海時代叢書第Ⅱ期1 ヨーロッパと大西洋」ピガフェッタ他、岩波(1984)、10月10日(8)
1850.「   ”     ”    ” 2・3 アジア史1・2」バロス、岩波(1980)、10月10日
1851.「   ”     ”    ” 4 エチオピア王国誌」アルヴァレス、”(”)、10月11日 (6)
1852.「   ”     ”    ” 5 ムガル帝国誌」モンセラーデ、”(1984)、”   ”   (5)
1853.「   ”     ”    ” 6 イエズス会と日本」岩波(1981)、10月11日  (8)
1854.「創造と伝統」川喜田二郎、祥伝社(1993)、10月11日  **  (4)
1855.「鳶魚江戸文庫4 相撲の話」中公文庫(1996)、10月11日
1856.「新典社研究叢書63 国語表現の史的研究」塚原鉄雄、(1993)、10月11日  (11)
1857.「   ”    ”  40 万葉集と中国古典の比較研究」孫久富、(1991)、”  ”  (8)
1858.「社会調査の基礎」岩永雅也他、放送大学(2001)、10月12日
1859.「一歴史家の宗教観」トインビー、社会思想研(1959)、10月12日  *  (2)
 : 「自己中心性は現世の生の本質をなす、と同時に、この世に生を受けたいかなるものも宇宙の中心たりえない。知的・道徳的に誤っているから。」
1860.「新典社研究叢書57 異形の古代文学」山田直己、(1993)、10月12日  (5)
 : サブタイトル「記紀・風土記表現論」
1861.「鬼平犯科帳」池波正太郎、文春(1968)、10月12日
1862.「 ”    ” 直闘」  ”  、 ” (1970)、 ”   ”
1863.「 ”    ” 狐火」  ”  、 ” (1971)、 ”   ”
1864.「安らかな死のための宣言」R・ジャガール他、新評論(1993)、10月13日  *
1865.「徳一と最澄」高橋富雄、中公新書(1990)、10月13日  *
 : サブタイトル「もう一つの正統宗教」
1866.「靖献遺言」浅見絢齋、岩波文庫(1969)、10月13日
 : 崎門の三傑の一人。勤王の志士を鼓舞するため、王政復古を首唱。中国の忠臣・烈士8人を取り上げ、幕府の取り締まりを避けつつ、勤王を説く。
1867.「柳沢騒動」海音寺潮五郎、旺文社文庫(1986)、10月13日
1868.「鳶魚江戸文庫7 お家騒動」中公文庫(1997)、10月13日
1869.「  ”   ”  10 公方様の話」 ”  (  ” )、  ”   ”
1870.「ネグり、日本と向き合う」アントニオ・ネグり、NHK(2014)、10月13日
1871.「本当のホワイト企業の見つけ方」岸本吉浩、東洋経済(2014)、10月13日
1872.「アメリカのめっちゃスゴイ女性たち」町山智浩、マガジンハウス(2014)、10月13日
 : 15年間アメリカで暮らした著者が「すごい!」「カッコいい!」と感動した55人の女性を紹介
1873.「貧困のなかでおとなになる」中塚久美子、かもがわ出版(2012)、10月13日  *
1874.「一流の男が「育児」から学んでいる5つのビジネス・スキル」嶋津義智、角川(2014)
1875.「「生きる」ために反撃するぞ!」雨宮処凛、筑摩(2009)、10月14日  *
 : サブタイトル「「労働&生存」で困った時のバイブル」
1876.「また、福祉が人を殺した」雨宮処凛他、あけび書房(2012)、10月14日
1877.「生きさせる思想」雨宮処凛、新日本出版(2008)、10月14日
 : サブタイトル「記憶の解析・生存の肯定」
1878.「生きぬくこと」雨宮処凛、七ツ森書館(2008)、10月14日
 : 香山リカとの対論
1879.「貧困と愛国」雨宮処凛、毎日(2008)、10月14日
1880.「「生きずらさ」について」雨宮処凛、光文社新書(2008)、10月14日
 : サブタイトル「貧困・アイデンティティ・ナショナリズム」
1881.「生きさせろ!」雨宮処凛、太田出版(2007)、10月14日   *
 : サブタイトル「難民化する若者たち」
1882.「プロカリアートの憂欝」雨宮処凛、講談社(2009)、10月14日
1883.「雨宮処凛の「生存革命日記」」集英社(2009)、10月14日
 : サブタイトル「万国のプロレタリアートよ、暴れよ!」
1884.「小心者的幸福論」雨宮処凛、ポプラ社(2011)、10月14日  *  (1)
1885.「雨宮処凛のオールニート・ニッポン」祥伝社(2007)、10月14日
1886.「反貧困」湯浅誠、岩波新書(2008)、10月14日  *  (1)
 : サブタイトル「「すべり台社会」からの脱却」
1887.「反貧困の学校」1・2、宇都宮健児、明石書店(2008,2009)、10月14日  (5)
1888.「コロポックル絵物語」有川浩・村上勉、講談社(2014)、10月15日
1889.「PEER」ステイーブ・ジョンソン、インターシフト(2013)、10月15日  *  (2)
 : サブタイトル「ネットワークの縁から未来をデザインする方法」。ピアは対等な仲間のような関係のこと。そのネットワークが劇的に社会を変えていく。この大変動は、従来の社会の中心だけではなく、縁(エッジ)から生まれ、あなたも主役になれる。
1890.「大航海時代叢書第Ⅱ期7 イエズス会と日本2」岩波(1988)、10月15日  (6)
1891.「  ”     ”     ” 8・9 中国キリスト教布教史1・2」岩波(1982,1983)、” ” (3)
1892.「新典社研究叢書43 スサノオの命の神話」杉森暢男、(1991)、10月15日
1893.「  ”     ”  31 源氏物語の王権と流離」日向一雅、(1988)、”  ”   (7)
1894.「笑いの世界」朝日選書(2003)、10月15日
 : 桂米朝・筒井康隆の対談集
1895.「鳶魚江戸文庫8 敵討の話・幕府のスパイ政治」中公文庫(1997)、10月15日
1896.「  ”    ”  9 江戸っ子」中公文庫(1997)、10月15日
1897.「  ”    ” 11 武家の生活」 ”  (  ”  )、 ”   ”
1898.「  ”    ” 12 加賀騒動」  ”   ( ”  )、  ” 17日
1899.「  ”    ” 13 江戸の花街」 ”  (  ” )、  ”   ”
1900.「落語特選」上・下、麻生芳伸、ちくま文庫(2000)、10月17日
1901.「落語「通」入門」桂文我、集英社新書(2006)、10月17日    *
1902.「志ん朝の風流入門」齋藤明、ちくま文庫(2002)、10月17日  *
1903.「大航海時代叢書第Ⅱ期11 オランダ東インド会社と東南アジア」岩波(1988)、10月18日(8)
1904.「  ”      ”    ” 12 征服者と新世界」コルテス他、岩波(1980)、10月19日 (11)
1905.「  ”      ”    ” 13 ヌエバ・エスパニャ報告書」   ” (1982)、 ”   ”   (10)
1906.「新典社研究叢書7 王朝国語の表現映像」神尾暢子、(1982)、10月18日  (14)
1907.「  ”     ” 46 王朝小説論」石川徹、(1992)、10月18日   (7)
1908.「  ”     ” 13 王朝語彙の表現機構」神尾暢子、(1985)、10月18日  (9)
1909.「  ”     ” 56 平安中期和歌考論」坪田嘉信、(2003)、10月18日
1910.「  ”     ” 51 芭蕉と芭蕉以前」乾裕幸、(1992)、10月19日
1911.「  ”     ” 52 芭蕉伝記の諸問題」今栄蔵、( ” )、 ”  ”
1912.「  ”     ” 62 享保期江戸俳諧」楠本六男、(1993)、”  ”
1913.「佛性の研究」常盤大定、国書刊行会(1973)、10月19日  **  (14)
 : 大乗仏教の仏性論は、1)一乗=悉有、2)三乗=有無不定に分かれる。インド・中国・日本における「佛性論」の論争を整理してまとめた労作。
1914.「落語百選」春・夏・秋、麻生芳伸、ちくま文庫(1999)、10月19日  *
1915.「桂米朝コレクションⅠ 四季折々」 ”  ”  (2002)、 ”   ”
1916.「鳶魚江戸文庫14 目明しと囚人・浪人と侠客の話」中公文庫(1997)、10月19日
1917.「 ”     ”  15 江戸の春秋」中公文庫(1997)、10月19日
1918.「 ”     ”  16 大名生活の内情」 ” (  ”  )、 ”  ”
1919.「 ”     ”  17 御殿女中」    ”   (1998)、 ”  ”
1920.「女を観る歌舞伎」酒井順子、文春(2014)、10月20日   *
1921.「みんな地球に生きる人Part4 わたしもぼくも地球人」アグネス・チャン、岩波(2014)
1922.「今こそ読みたい児童文学100」赤木かん子、ちくまプリマー文庫(2014)、10月20日 *
1923.「大航海時代叢書第Ⅱ期14 ヌエバ・エスパーニャ布教史」岩波(1979)、10月21日 (4)
1924.「  ”     ”    ”  15 インカ帝国史」岩波(1979)、10月21日  (10)
1925.「本が多すぎる」酒井順子、文春文庫(2014)、10月21日  *
1926.「ムーミン谷の十一月」ドベ・ヤンソン、講談社(1990)、10月21日
1927.「海底二万哩」上・下、ジュール・ヴェルヌ、岩波少年文庫(2005)、10月21日
1928.「新典社研究叢書42 中世芸能と仏教」金井清光、(1991)、10月22日
1929.「 ”      ”  50 拾遺集と私家集の研究」秋間康夫、(1992)、10月22日
1930.「 ”      ”  54 説話の本質と研究」池部実、(1992)、10月22日
1931.「落語百選」冬、麻生芳伸、ちくま文庫(1999)、10月22日
1932.「桂米朝コレクション2 奇想天外」ちくま文庫(2002)、10月22日
1933.「  ”      ”  3 愛憎模様」   ”   (  ” )、  ”  ”
1934.「  ”      ”  4 商売繁盛」   ”   (  ” )、  ”  ”
1935.「  ”      ”  5 怪異霊験」   ”   (2003)、  ”  ”
1936.「  ”      ”  6 事件発生」   ”   (  ” )、  ” 24日
1937.「  ”      ”  7 芸道百般」   ”   (  ” )、  ”  ”
1938.「  ”      ”  8 美味礼賛」   ”   (  ” )、  ”  ”
1939.「日本剣客伝」幕末篇、村上元三他、朝日文庫(2012)、”  ”     *
1940.「大航海時代叢書第Ⅱ期16 ペルー王国史」岩波(1984)、10月23日  (11)
1941.「  ”    ”     ”  17 イギリスの航海と植民」スコット他、岩波(1983)、10月23日(4)
1942.「鬼平犯科帳 流星」池波正太郎、文春(1972)、10月23日
1943.「 ”    ”  密告」  ”   ” 、 ” (1974)、  ”  ”
1944.「鳶魚江戸文庫18 札差」中公文庫(1998)、10月23日
1945.「  ”    ”  20 江戸人物談義」中公文庫(1998)、10月23日
1946.「  ”    ”  21 江戸の旧跡・災害」 ”  (  ”  )、 ”  ”
1947.「  ”    ”  22 泥棒・お医者様の話」”  (  ” )、  ”  ”
1948.「  ”    ”  23 江戸の生活と風俗」 ”  (  ” )、  ”  ”
1949.「  ”    ”  24 江戸の豪侠人さまざま」” ( ”  )、  ”  ”
1950.「  ”    ”  25 お大名の話・武家の婚姻」”( ” )、  ”   ”
1951.「  ”    ”  26 花柳風俗」   ”    (1998)、   ”   ”
1952.「  ”    ”  27 元禄快挙別録」 ”   (  ” )、   ”   ”
1953.「疫病犬と呼ばれて」上・下、リチャード・アダムス、評論社(1979)、”  ”
1954.「志ん朝の落語」1~6、古今亭志ん朝、ちくま文庫(2003,2004)、10月24日
1955.「あるクリスマス」トルーマン・カポーティ、文春(1989)、10月24日
1956.「エヴァが目ざめるとき」P・ディキンソン、徳間書店(1994)、10月24日
1957.「ハリスおばさんパリへ行く」ポール・ギャリコ、講談社(1973)、10月24日  *
1958.「魔女ジェニファとわたし」E・L・カングスバーグ、岩波少年文庫(1989)、10月24日
1959.「ピーターパンとウエンディ」J・M・バリ、立風書房(1982)、10月24日
1960.「ぼくの小さな野蛮人」A・ジャルダン、新潮(1995)、10月24日
1961.「マツの木の王子」キャロル・ジェイムス、学習センター社(1967)、10月24日
1962.「「お笑い」日本語革命」松本修、新潮(2010)、10月24日
1963.「中世の文学 天理本六義(上)」北川忠彦、三弥井書店(1994)、10月25日
1964.「 ”    ”  風雅和歌集」次田香澄、    ”   ”  (1974)、 ”   ”
1965.「余部鉄橋物語」田村喜子、新潮(2010)、10月25日
1966.「新典社研究叢書 江戸戯作の研究」井上隆明、(1986)、10月25日
1967.「  ”     ”   近代文学と西鶴」竹野静雄、(1980)、10月25日
1968.「大航海時代叢書第Ⅱ期18 イギリスの航海と植民」岩波(1982)、10月25日
1969.「   ”     ”   ”  19 フランスとアメリカ大陸」J・カルチェ他、岩波(1982)、10月25日
1970.「米朝快談」嶽本野ばら、新潮(2013)、10月26日
1971.「江戸遊里盛衰記」渡辺憲司、講談社現代新書(1994)、10月26日
1972.「京都夢幻記」杉本秀太郎、新潮(2007)、10月26日  *
1973.「学校」カニグスバーグ、ポプラ社(2002)10月26日
 : サブタイトル「あなたのための小さな物語」。
1974.「呪の思想」白川静、平凡社(2002)、10月26日   **
 : サブタイトル「神と人との間」。殷と縄文・万葉集と詩経・周と弥生を比較してその類似性を指摘。孔子の中に合理性と並んで呪術性を見る。
1975.「老春も愉し」瀬戸内寂聴、集英社(2007)、10月26日   *
1976.「断髪のモダンガール」森まゆみ、文春(2008)、10月26日  *
 : サブタイトル「42人の大正快女伝」
1977.「大阪アースダイバー」中沢新一、講談社(2012)、10月26日
1978.「大航海時代叢書第Ⅱ期20 フランスとアメリカ大陸」ジャン・ド・レリー、岩波(1987)、 ” (3)
1979.「   ”    ”    ”  21 インディアス史1」岩波(1981~92)、10月26日   (8)
1980.「落語の国からのぞいてみれば」堀井憲一郎、講談社現代新書(2008)、10月27日  *
1981.「難波ともあれことのよし葦」富岡多恵子、筑摩(2005)、10月27日  *
1982.「ザナドゥーへの道」中野美代子、青土社(2009)、10月27日
 : 「ザナドゥー」とは「ほとんど手が届かなぬほど贅沢な、あるいは、美しい場所についての感じ」を伝えるために用いられる。
1983.「日本を捨てた男たち」水谷竹秀、集英社(2011)、10月21日
 : サブタイトル「フィリピンに生きる「困窮邦人」」
1984.「鳶魚江戸文庫28 足の向く儘」中公文庫(1998)、10月27日
1985.「囚人狂時代」見沢知廉、新潮文庫(1998)、10月27日   *
 : 12年間の刑務所(含む拘置所)での生活を綴る
1986.「記憶の山荘・私の戦後史」トニー・ジャット、みすず(2011)、10月28日  *
1987.「十二人の賓客」ドナルド・リチー、TBSブリタニカ(1997)、10月28日   **
 : サブタイトル「日本に何を発見したか」。明治の初頭以来繰り返されてきた西洋と日本の出会いを具体的に語ることを目ざした本。
1988.「折口信夫の記」岡野弘彦、中公(1996)、10月28日    *
1989.「不思議なことがあるものだ」宇野千代、中公(1996)、10月28日
1990.「妊娠小説」斎藤美奈子、筑摩(1994)、10月28日
 : 「妊娠小説」とは「受胎告知」によって、涙と感動の物語空間を出現せしめようとする小説のことである。
1991.「死の鐘はもうならない」J・P・ウォルシュ、国土社(1985)、10月28日
1992.「熊とにんげん」ライナー=チム二ク、偕成社(1982)、10月28日
1993.「光草(ストラリスコ)」ロベルト・ピウミーニ、小峰書店(1998)、10月28日
1994.「黒旗山のなぞ」トリーズ、学習研究社(1971)、10月28日    **
1995.「東京考現学図鑑」泉麻人、学研(2011)、10月29日   *
1996.「マチルダは小さな大天才」ロアルド・ダール、評論社(2005)、10月29日  **
1997.「私の「歌舞伎座」ものがたり」渡辺保、朝日新書(2010)、10月29日   *
 : 戦前から旧「歌舞伎座」に60年間にわたって通い続けた筆者の思い出をつづる。
1998.「坂東玉三郎」中川右介、幻冬舎新書(2010)、10月29日
 : サブタイトル「歌舞伎座立女形への道」。「玉三郎と同じ時代に生きていることの幸せ」を、玉三郎の40年間にわたる軌跡をたどりながら語る。
1999.「新・鬼平犯科帳 五月闇」池波正太郎、文春(1976)、10月29日
2000.「世界で働くプロフェッショナルが語る」江川雅子編、東大(2014)、10月29日 **
 : サブタイトル「東大のグローバル人材講義」
2001.「忘却の声」上・下、アリス・ラブラント、創元社(2014)、10月29日
2002.「魔女の猫ウォーム」Z・K・スタイダー、冨山房(1977)、10月29日  *
2003.「マイ・ゴースト・アンクル」ヴァジニア・ハミルトン、原生林(1992)、10月29日
2004.「さすらいの孤児ラスムス」A・リンドグレーン、岩波少年文庫(2003)、10月29日
2005.「大航海時代叢書第Ⅱ期10 東インド諸島への航海」、岩波(1981)、10月30日 (10)
2006.「   ”     ”   ”  22・23 インディアス史2・3」 ” (1983,1987) ”
2007.「文化的景観」金田章裕、日経(2012)、10月30日  *  (2)
 : サブタイトル「生活となりわいの物語」。「文化的景観」とは、景観のうち、特にその地域的環境に対応しつつ、歴史を通じてかたちづくられたものであり、文化そのものの一部である。
2008.「河内幻視行」川村二郎、トレヴィル(1994)、10月30日
2009.「私が源氏物語を書いたわけ」山本淳子、角川学芸出版(2011)、10月30日  **
 : サブタイトル「紫式部ひとり語り」。人間紫式部の心を紫式部自身の言葉(「紫式部日記」「紫式部集」「源氏物語」)によってたどる試み。
2010.「人間仮免中」卯月妙子、イースト・プレス(2011)、10月30日
2011.「銀のスケート靴」ドッジ、ポプラ社文庫(1984)、10月30日
2012.「新・鬼平犯科帳 雲竜剣」池波正太郎、文春(1977)、10月30日
2013.「オキーフ/スティーグリッツ」ベニータ・アイスラ―、朝日(1994)、10月31日
2014.「アナグマと暮らした少年」アラン・W・エッカート、岩波(1982)、10月31日
2015.「西国の伊達男」シング、岩波文庫(1939)、10月31日
2016.「かぶき讃」折口信夫、中公文庫(2004)、10月31日  ***
 : 幼い頃から「かぶき}を観つづけてきた筆者ならではの見方が随所にあらわれる好著。
2017.「ヘンな日本美術史」山口晃、祥伝社(2012)、11月1日  *
2018.「岩波文庫の江戸時代 大阪城」岡本良一、(1993)、11月1日  *
2019.「信ぜざる者コブナント第一部 破滅の種子・上」S・ドナルドソン、評論社(1982)、11月1日
2020.「三びき荒野を行く」シーラ・バンフォード、あかね書房(1970)、11月1日  **
 : 400キロ離れた飼い主のもとへ二匹の犬と一匹の猫が苦労して旅をするという実話にもとづく物語
2021.「新・鬼平犯科帳 一本眉」池波正太郎、文春(1976)、11月1日
2022.「大航海時代叢書第Ⅱ期24・25 インディアス史4・5」岩波(1990・1992)、11月2日
2023.「世界を聴いた男」岡田真紀、平凡社(1995)、11月2日  *** (4)
 : サブタイトル「小泉文夫と民族音楽」。世界中の民族音楽の歴史と現状と理論の集大成・世界の中にある日本の音楽文化の位置づけの明確化を世界で初めて行った小泉文夫の生涯とその業績を紹介。
2024.「画家小泉清の肖像」ワシホトシヒコ、桓文社(1995)、11月2日
 : サブタイトル「回想と評伝抄」
2025.「江戸の極楽とんぼ」織田久、無明社(1997)、11月2日
 : サブタイトル「筆満可勢ーある旅芸人の記録」
2026.「蛍川・道頓堀川」宮本輝、ちくま文庫(1986)、11月2日
2027.「鬼平犯科帳 追跡」池波正太郎、文春(1973)、11月2日  *
2028.「新・鬼平犯科帳 影法師」 ”  、 ” (1977)、11月3日   
2029.「”     ”    鬼火」  ”   、 ” (1978)、 ”  ”    **
2030.「こどもの遊びと歌」小泉文夫、草思社(1986)、 ”   ”    **  (19)
 : サブタイトル「わらべうたは生きている」
2031.「自分道」玉岡かおる、門川新書(2009)、11月3日     *
 : サブタイトル「自分をつらぬき歴史を作った女たち」。大浦愛、鈴木よね、金子徳、愛心覚羅浩、山口淑子、平塚らいてう、市川房枝の7名の生涯を紹介。
2032.「女の生き方40選」上、山崎朋子編、文春(1991)、11月3日
2033.「世紀を超えるいのちへの旅」高良留美子、彩流社(2014)、11月3日
2034.「日本名著全集8 歌舞伎脚本集」日本名著刊行会、(1923)、11月4日
2035.「謎の縄文伝説」坂口光男、住宅新報社(1996)、11月5日  **  (16)
 : 日本の文化は弥生から始まったとする定説を否定し、日本文化の源流は縄文にあり、そこまで遡らないとわからないと主張。
2036.「新典社研究叢書20 勅撰集歌人伝の研究」杉崎重遠、(1988)、11月5日  (1)
2037.「折口信夫全集2 」中公(1995)、11月5日   *  (3)
2038.「装飾する魂」鶴岡真弓、平凡社(1997)、11月5日
 : サブタイトル「日本の模様芸術」
2039.「夢野一族」多田茂治、三一書房(1997)、11月5日
 : サブタイトル「杉山家三代の軌跡」
2040.「日本の食生活全集28 聞き書 大阪の食事」上島洋子他、農山漁村協会(1991)、11月5日
2041.「何もいらない」出水沢藍子、高城書房(1996)、11月5日
 : サブタイトル「歩き続けた画家保忠蔵の足跡」
2042.「自画像の美術史」三浦篤、東大(2003)、11月5日
 : 列席型・変装型・研究型・独立型に分類。
2043.「画家と自画像」田中英道、講談社学術文庫(2003)、11月5日  *
 : サブタイトル「描かれた西洋の精神」
2044.「おたずねものの犬ストーミー」J・チェルガード、文研出版(1982)、11月5日
2045.「怠惰の逆説」松原新一、講談社(1998)、11月6日   *
 : サブタイトル「広津和郎の人生と文学」。広津和郎を「散文精神」の人として定義する。「散文精神」とは「どんなことがあってもめげずに、忍耐強く、執念深く、みだりに悲観もせず、楽観もせず、生き通していく精神」のことである。
2046.「サンバの国に演歌は流れる」細川周平、中公新書(1995)、11月6日
 : サブタイトル「音楽でみる日系ブラジル移民史」。演芸会の時代(1908~1945)、のど自慢の時代(1945~1980)、カラオケの時代(1980~)の三時期に分けて分析する。
2047.「新・鬼平犯科帳6 草雲雀」池波正太郎、文春(1978)、11月6日
2048.「  ”    ”  7 霧の朝」  ”   ” 、  ” (1979)、 ”  ”
2049.「  ”    ”  8 助太刀」  ”   ” 、  ” (1980)、 ”  ”
2050.「  ”    ”  9 春の淡雪」 ”   ”、  ”  (1982)、”  8日
2051.「  ”    ” 10 迷路」   ”    ”、  ”  (1984)、”  ”
2052.「  ”    ” 11 炎の色」  ”   ”、   ”  (  ” )、”  9日
2053.「  ”    ” 12 誘拐」   ”   ” 、  ”       、 ”  ”
2054.「小泉文夫著作選集1 人はなぜ歌をうたうのか」学習研究社(2003)、11月8日 ** (10)
2055.「  ”     ”   2 呼吸する民族音楽」     ”   ”  (  ” )、  ”  ”  *
2056.「  ”     ”   3 民族音楽紀行」        ”   ”  (  ” )、  ”  ”
 : サブタイトル「エスキモーの歌」。エッセイ集
2057.「  ”     ”   4 空想音楽大学」        ”   ”  (  ” )、  ”  ”  *
 : エッセイ集
2058.「  ”     ”   5 音のなかの文化」      ”   ”   (  ” )、 ”   ”
 : 対談集
2059.「音をたずねて」三宮麻由子、文春(2008)、11月8日   *
2060.「和歌を歌う」日本文化財団、笠間書院(2005)、11月8日
 : サブタイトル「歌会始と和歌披講」
2061.「日本人はどこからきたかシリーズ 日本列島誕生の謎をさぐる」荒牧重雄、福武書店(1986)*
2062.「岩波文庫の江戸時代 江戸の旅」今野信雄、(1993)、11月9日  *
2063.「  ”       ”    黒船異変」加藤祐三、( ”  )、  ”  ”
2064.「縄文まで」宗左近、筑摩(1982)、11月10日
 : エッセイ集
2065.「縄文発信」宗左近、みき書房(1994)、11月10日
 : エッセイ集
2066.「信ぜざる者コブナント第1部 破滅の種子・下」S・ドナルドソン、評論社(1983)、11月10日
2067.「  ”      ”     2部 邪悪な石の戦い上・下」”  ”  、  ”  (  ” )、 ”   ”
2068.「  ”      ”     3部 たもたれた力 上・下」 ”  ”  、  ”  (  ” )、 ”   ”
2069.「新典社研究叢書22 紫の上造形論」倉田実、(1988)、11月11日
2070.「はるかな国の兄弟」A・リンドグレーン、岩波少年文庫(2001)、11月11日
2071.「長い長いお医者さんの話」K・チャベック、 ”   ”  (1952)、 ”   ”
2072.「里山ビジネス」玉村豊男、集英社新書(2008)、11月11日
2073.「私の縄文美術鑑賞」宗左近、新潮選書(1983)、11月12日  **  (4)
2074.「日本美縄文の系譜」宗左近、  ”   (1991)、 ”   ”    **  (19)
2075.「不思議の国をつくる」J・ヴォルシュレガー、河出(1997)、11月12日
 : サブタイトル「キャロル、リア、バリー、グレアム、ミルンの作品と生涯」。おとなになった5人の作家の物語。子どもへの憧れを昇華させ、文学の世界に新風を吹き込んだ。
2076.「観光人類学の挑戦」山下晋司、講談社選書メチエ(2009)、11月12日
 : サブタイトル「「新しい地球」の生き方」
2077.「盆踊り」下川こうし、作品社(2011)、11月12日
 : サブタイトル「乱交の民俗学」
2078.「岩波文庫の江戸時代 おかげまいりとええじゃないか」藤谷俊雄、(1993)、11月12日
2079.「  ”       ”    犯科帳」森永種夫、(1993)、11月12日  *
 : サブタイトル「長崎奉行の記録」。200年間にわたる長崎奉行の判決記録を分析し、犯罪の種類を分類・整理し紹介する。
2080.「  ”       ”    火縄銃から黒船まで」奥村正二、(1993)、11月12日  *
 : サブタイトル「江戸時代技術史」。鉄砲・船・鉱山を取り上げ江戸時代の技術を紹介・評価する。
2081.「  ”       ”    石田梅岩と「都鄙問答」」石川謙、(1993)、11月12日  * (4)
2082.「ひとでなし」野坂昭如、中公(1997)、11月12日
2083.「ねずみ女房」R・ゴッテン、福音館(1977)、11月13日    *
2084.「僕の読書感想文」近田春夫、国書刊行会(2008)、11月13日  **
2085.「小銭をかぞえる」西村賢太、文春(2008)、11月13日
2086.「美人料理」南條竹則、中公(2008)、11月13日
2087.「岩波文庫の江戸時代 流人と非人」森永種夫、(1993)、11月13日
 : サブタイトル「続・長崎奉行の記録」
2088.「岩波文庫の江戸時代 古川柳」山路閑古、(1993)、11月14日
2089.「わらべ歌の研究」楽譜編、小泉文夫編、わらべ歌の研究刊行会(1069)11月14日
 : サブタイトル「共同研究の方法論と東京のわらべうたの調査報告」
2090.「折口信夫全集4 日本文学の発生序説(文学発生論)」中公(1995)、11月15日 (3)
2091.「  ”    ” 5 大和時代の文学・風土記の古代生活(古代文学論)」、”  ”、 ”  ” (7)
2092.「  ”    ” 6 万葉びとの生活(万葉集1)」   ”  (”)、  ”   ”   (3)
2093.「  ”    ” 7 万葉集講談:日本古代抒情詩集(万葉集2)」”  ”、”  ”  (2)
2094.「  ”    ” 8 東歌疏・選註万葉集抄(万葉集3)」”  ” 、 ”  ” 、  (2)
2095.「  ”    ” 9 口訳万葉集(上)」、 ”  ”  、 ”   ” 、         (2)
2096.「双調平家物語ノートⅡ 院政の日本人」橋本治、講談社(2009)、11月15日  *
2097.「女の絶望」伊藤比呂美、光文社(2008)、11月15日
2098.「日本伝統音楽の研究」小泉文夫、音楽之友社(1958)、11月15日   *
2099.「耳による音楽史Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、小泉文夫、”  ” (1959)、11月15日
2100.「日本音楽の再発見」小泉文夫、講談社現代新書(1976)、11月15日
2101.「ハタチの原点」阿部真大、筑摩(2009)、11月15日
 : サブタイトル「仕事、恋愛、家族のこれから」
2102.「読んでいない本について堂々と語る方法」P・バイヤール、筑摩(2008)、11月15日  *
 : 読んでいない本について人前で堂々と語る最良の方法は「みずから創作者になること」。
2103.「岩波新書の江戸時代 芭蕉の恋句」東明雅、(1993)、11月15日
2104.「  ”       ”    二宮尊徳」楢本辰也、(1993)、11月15日
2105.「日本音楽とその周辺」小泉文夫編、音楽之友社(1973)、11月15日
 : サブタイトル「吉川英史先生還暦記念論文集」
2106.「ガラ 炎のエロス」ドミニク・モア、筑摩(1997)、11月15日
2107.「イラスト・ルポの時代」小林義彦、文春(2004)、11月15日
 : 1967~71年の日本・アメリカ・ヨーロッパの時代をイラスト・ルポで切り取ったもの。
2108.「東京アンダーワールド」R・ホワイトニング、角川(2000)、11月15日
2109.「新典社研究叢書60 江戸文学研究」神保、(1993)、11月16日         (3)
2110.「  ”     ”   1 北村季吟の人と仕事」野村貴次、(1977)、11月16日  (4)
2111.「  ”     ”  53 太平記研究、民族文芸の論」釜田喜三郎、(1992)、11月16日 (2)
2112.「  ”     ”  47 今鏡研究序説」松岡宣郎、(1992)、11月16日      (2)
2113.「世界の民族音楽探訪」小泉文夫、実業之日本社(1976)、11月16日   **
 : サブタイトル「インドからヨーロッパへ」
2114.「日本の音、世界の中の日本音楽」小泉文夫、青土社(1977)、11月16日 **
2115.「江戸の小さな神々」宮田登、青土社(1989)、11月16日
2116.「「沖縄」の神様から贈られた言葉」照屋、晶文社(2003)、11月16日
2117.「ふたたび、生きて、愛して、考えたこと」杉原美津子、トランスビュー(2010)、11月16日
2118.「人生、意気に感ず」藤沢秀行、ごま書房(1998)、11月16日  *
2119.「日本の古社 伏見稲荷大社」三好和義他、淡交社(2004)、11月16日
2120.「 ”   ”   住吉大社」    ”   ”  、  ”  ( ”  )、 ”   ”
2121.「 ”   ”   賀茂社」     ”   ”  、  ”  ( ”  )、 ”   ”
2122.「パレオマニア」池澤夏樹、集英社(2004)、11月16日
 : サブタイトル「大英博物館からの13の旅」
2123.「サッカーが世界を解明する」フランクリン・フォア、白水社(2006)、11月16日
2124.「国のない男」カート・ヴェネガット、NHK(2007)、11月16日
2125.「カラスの早起き、スズメの寝坊」柴田敏隆、新潮選書、11月17日
 : サブタイトル「文化鳥類学のおもしろさ」。比較文明論的視点で鳥類の世界を紹介。自然に対する人間優位の姿勢を戒める。
2126.「職人ワザ!」いとうせいこう、新潮社(2005)、11月17日  *
 : 職人ならではのワザ、知恵の深さを紹介。
2127.「大和魂」赤瀬川原平、新潮社(2006)、11月17日      **
 : 「やまとだましい」というものは、今どこにあるのだろうかということを考えた本。発想の面白さ、思考プロセスのユニークが刺激的。赤瀬川原平「健在なり」。
2128.「懐かしい日々の想い」多田富雄、朝日(2002)、11月17日
 : エッセイ集
2129.「円朝芝居噺 夫婦幽霊」辻原登、講談社(2007)、11月17日
2130.「千千にくだけて」リービ英雄、講談社(2005)、11月17日
2131.「ワイン通の復讐」ロアルド・ダール他、心交社(1998)、11月17日  **
 : サブタイトル「美酒にまつわるミステリー選集」
2132.「搾取される若者たち」阿部真大、集英社新書(2006)、11月17日
2133.「明治大正翻訳ワンダーランド」鴻巣友季子、新潮新書(2005)、11月17日  *
2134.「はい、泳げません」高橋秀美、新潮社(2005)、11月18日   *
 : 全く泳げない著者が泳げるようになるまでを描いたユニークな本
2135.「101歳の人生をきく」中川牧三・河合隼雄、講談社(2004)、11月18日   *
2136.「雑誌づくりの決定的瞬間 堀内誠一の仕事」マガジンハウス(1998)、11月19日  *
2137.「技術の時代と歌文化」小泉文夫他編、講談社(1983)、11月19日
2138.「女女格差」橘木俊昭、東洋経済(2008)、11月19日
2139.「「生きる」という贅沢」淀川長治、日経(1998)、11月19日   *
2140.「おとこ友達との会話」白洲正子、新潮社(1997)、11月19日 *
2141.「時は乱れて」P・K・ディック、早川文庫(2014)、11月19日
2142.「双調平家物語ノートⅠ 権力の日本人」橋本治、講談社(2006)、11月19日  *
2143.「   ”     ”   Ⅱ 院政の日本人」  ”  、  ”  (2009)、 ”   ”
2144.「居場所の社会学」阿部真大、日経(2011)、11月20日
 : サブタイトル「生きずらさを超えて」
2145.「谷内六郎文庫1 旅の絵本」マドラ出版(2001)、11月20日
2146.「ハイカラ食いしんぼう記」三宅艶子、じゃこめてい出版(1980)、11月20日
2147.「日本を降りる若者たち」下川裕冶、講談社現代新書(2007)、11月20日  *
2148.「西洋音楽史」岡田暁生、中公新書(2005)、11月20日   (2)  **
 : サブタイトル「クラシック音楽の黄昏」。「クラシックの時代」をハイライトする西洋音楽史であると同時に、音楽を歴史的に聴く楽しみを伝える
2149.「性の仕事師たち」早乙女宏美、河出文庫(1998)、11月20日
2150.「野垂れ死に」藤沢秀行、新潮新書(2005)、11月20日
2151.「民族音楽の世界」小泉文夫、NHK(1985),11月21日   **
2152.「おたまじゃくし無用論」小泉文夫、青土社(1980)、11月21日  **
2153.「有楽選書 能面」戸井田道三・後藤淑、実業之日本社(1977)、11月21日  *
 : サブタイトル「その世界の内と外」。日本の仮面は伎楽面、舞芸面、行道面、能面、土俗面の5種。能は神・男・女・狂・鬼の5つの標目に分類。能面はその形態から1)耳が大きい、2)耳が小さい、2)耳がないの3種類。
2154.「グソー(あの世)からの伝言」比嘉淳子、双葉社(2013)、11月21日  *
 : 沖縄では今日でもグソーとグソーンチュ(あの世の人)身近な存在である。5つの話を紹介。
2155.「ラノベが教えてくれる仕事で大切なこと」市川スガノ、こう書房(2014)、11月21日
 : サブタイトル「明日を良くする知恵と勇気をくれる45の名言」
2156.「申し訳ない 御社をつぶしたのは私です」カレン・フェラン、大和書房(2014)、11月22日 *
 : サブタイトル「コンサルタントはこうして組織をグチャグチャにする」
2157.「働きすぎる若者たち 自分探しの果てに」阿部真大、NHK・新(2007)、11月22日 * (1)
 : ケアワークを通して「ロストジェネレーション」の若者たちが生きやすい社会とは何かを考えるための一歩
2158.「わらべうたの研究」研究編、小泉文夫、刊行会(1969)、11月22日
2159.「現代文章宝鑑」谷沢永一他、柏書房(1979)、11月22日  ***
 : 大正末から近年に至るまでの文章のうちから、特にすぐれた部分または特色的な部分をえらびだして一冊にまとめたもの。
2160.「新典社研究叢書48 歌舞伎音楽の研究」景山正隆、(1992)、11月22日  (8)
 : サブタイトル「国文学の視点」
2161.「  ”     ”  23 伊勢物語の章段構成」塚原鉄雄、(1988)、11月22日 (2)
2162.「  ”     ”  26 初期俳諧の研究」田中善信、(1988)、11月22日    (1)
2163.「人生を駆けぬけて」加古三枝子、音楽之友社(1985)、11月22日
 : サブタイトル「回想の小泉文夫」
2164.「抄子に教えられて」加古三枝子、草思社(1988)、11月22日
 : サブタイトル「障害をもつ娘とともに」
2165.「無限を求めて」M・C・エッシャー、朝日選書(1994)、11月22日
 : サブタイトル「エッシャー、自作を語る」
2166.「ペットスナイパー二階堂達也、テリー伊藤、幻冬舎(1999)、11月22日
2167.「幻のスーパーカー」福野礼一郎、双葉社(1998)、11月22日
2168.「日本伝統音楽の研究1 民謡研究の方法と音階の基本構造」小泉文夫、音楽之友社(1958)、11月23日   *  (4)
2169.「   ”      ”   2 リズム」小泉文夫、音楽之友社(1984)、11月23日  (4)
2170.「歌謡曲の構造」小泉文夫、平凡社ライブラリー(1996)、11月23日  *
2171.「日本音楽の再発見」團伊玖磨、平凡社ライブラリー(2001)、11月23日
2172.「日本の食生活全集2 聞き書き 青森の食事」農山漁村文化協会(1986)、11月23日
2173.「   ”    ”   3    ”   岩手  ”  」   ”     ”   (1984)、 ”   ”
2174.「   ”    ”   4    ”   宮城  ”  」   ”     ”   (1990)、 ”   ”
2175.「   ”    ”   6    ”   山形  ”  」   ”     ”   (1988)、 ”   ”
2176.「   ”    ”   7    ”   福島  ”  」   ”     ”   (1987)、 ”   ”
2177.「   ”    ”   8    ”   茨木  ”  」   ”     ”   (1985)、 ”   ”
2178.「   ”    ”   9    ”   栃木  ”  」   ”     ”   (1988)、 ”   ”
2179.「   ”    ”  10    ”   群馬  ”  」   ”     ”   (1990)、 ”   ”
2180.「   ”    ”  11    ”   埼玉  ”  」   ”     ”   (1992)、 ”   ”
2181.「   ”    ”  12    ”   千葉  ”  」   ”     ”   (1989)、 ”   ”
2182.「   ”    ”  13    ”   東京  ”  」   ”     ”   (1988)、 ”  24日
2183.「   ”    ”  14    ”   神奈川 ”  」、 ”      ”   (1992)、 ”   ”
2184.「   ”    ”  16    ”   冨山  ”  」、  ”     ”   (1989)、 ”   ”
2185.「   ”    ”  17    ”   石川  ”  」、  ”     ”   (1988)、 ”   ”
2186.「   ”    ”  18    ”   福井  ”  」、  ”     ”   (1987)、 ”   ”
2187.「   ”    ”  19    ”   山梨  ”  」、  ”     ”   (1990)、 ”   ”
2188.「   ”    ”  20    ”   長野  ”  」、  ”     ”   (1986), ”   ”
2189.「   ”    ”  21    ”   岐阜  ”  」、  ”     ”   (1990)、 ”   ”
2190.「   ”    ”  22    ”   静岡  ”  」、  ”     ”   (1986)、 ”   ”
2191.「   ”    ”  23    ”   愛知  ”  」、  ”     ”   (1989)、 ”   ”
2192.「   ”    ”  24    ”   三重  ”  」、  ”     ”   (1987)、 ”   ”
2193.「   ”    ”  25    ”   滋賀  ”  」、  ”     ”   (1991)、 ”   ”
2194.「   ”    ”  26    ”   京都  ”  」、  ”     ”   (1985)、 ”   ”
2195.「   ”    ”  27    ”   大阪  ”  」、  ”     ”   (1991)、 ”   ”
2196.「   ”    ”  28    ”   兵庫  ”  」、  ”     ”   (1992)、 ”   ”
2197.「   ”    ”  29    ”   奈良  ”  」、  ”     ”   (  ” )、  ”   ”
2198.「   ”    ”  30    ”   和歌山 ”  」、  ”     ”   (1989)、 ”   ”
2199.「   ”    ”  31    ”   鳥取  ”  」、  ”     ”   (1991)、  ”   ”
2200.「   ”    ”  32    ”   島根  ”  」、  ”     ”   (  ” )、  ” 25日
2201.「   ”    ”  33    ”   岡山  ”  」、  ”     ”   (1985)、  ”  ”
2202.「食卓のなぜ学ストーリー9 三度菜食はじまり紀行」富田仁、農山漁村文化協会(1991)
2203.「有楽選書 最後の江戸戯作者たち」興津要、実業之日本社(1976)、11月26日
 : 仮名垣魯文を中心に山山亭有人、二世為永春水、などの業績を紹介
2204.「岩波新書の江戸時代 吉田松陰」奈良本辰也、(1993)、11月26日  *
2205.「  ”       ”    高杉晋作と奇兵隊」田中彰、(1993)、”  ”   **  (4)
 : 奇兵隊の歴史を1)結成期、2)組織化期(馬関戦争)、3)元治の内戦、4)討幕期(四境戊辰戦争)、5)諸派の反乱期の5期に分けて分析。「奇兵隊にとって明治維新とは何か?」=「上から監督された反幕府農民運動の一種」
2206.「  ”       ”    江戸名物評判記案内」中野三敏、(1993)、11月26日 ** (6)
2207.「  ”       ”    道頓堀裁判」牧英正、(1993)、11月26日
2208.「有楽選書 歌舞伎事はじめ」戸板康二、実業之日本社(1976)、11月26日
2209.「  ”    江戸の日暦」上・下、岸井良衛、実業之日本社(1977)、11月26日
 : さまざまな歳時記、年中行事、随筆など70数篇ほどの中から抜書きして編綴じしたもの。
2210.「旅行用心集」八隅蘆庵、八坂書房(1993)、11月26日  *  (2)
 : 自らの経験をもとに江戸時代末期に旅の用心を説いた本。
2211.「不機嫌な作家たち」祖田浩一、青蛙房(2004)、11月26日
 : 13人の作家との出会いとその人物像を描く
2212.「平成オトコ塾」澁谷知美、筑摩(2009)、11月26日
 : サブタイトル「悩める男子のための全6章」
2213.「優雅な生活が最高の復讐である」カルヴィン・トムキンズ、リプロポート(1984)、11月26日
2214.「文士の生き方」大村彦次郎、ちくま新書(2003)、11月26日
 : 芥川龍之介をはじめ13人の文士の人生を紹介
2215.「新版 20週俳句入門」藤田湘子、角川学芸出版(2010)、11月27日 *** (22)
 : 20週で上級レベルの俳句が詠めるようになることを目指した入門書。俳句の入門書は数々あるが、この本はその中では群れを抜いて優れている。俳句を全く詠んだことのない5人を指導しながら20週の間に5人が実際に読んだ俳句も紹介、その上達ぶりには、目を見張るものがある。
2216.「日本の食生活全集34 聞き書 広島の食事」農山漁村文化協会(1987)、11月27日
2217.「   ”     ”  35   ”   山口  ”  」   ”     ”  (1989)、  ”  ”
2218.「   ”     ”  36   ”   徳島  ”  」   ”     ”  (1990)、  ”  ”
2219.「   ”     ”  37   ”   香川  ”  」   ”     ”  (  ” )、  ”  ”
2220.「   ”     ”  38   ”   愛媛  ”  」   ”     ”  (1988)、  ”  ”
2221.「   ”     ”  39   ”   高知  ”  」   ”     ”  (1986)、  ”  ”
2222.「   ”     ”   1   ”  北海道 ”   」   ”     ”  (  ” )、  ” 29日
2223.「   ”     ”   5   ”   秋田  ”  」   ”     ”  (  ” )、  ”   ”
2224.「日本の古社 春日大社」三好和義ほか、淡交社(2003)、11月29日
2225.「  ”      大神神社」   ”     、  ”  (2004)、 ”   ”
2226.「昭和京都名所図会1・2 洛東 上・下」竹村俊則、駿駿堂(1980)、11月29日
2227.「  ”      ”  3 洛北」竹村敏則、駿駿堂(1982)、11月29日
2228.「  ”      ”  4 洛西」   ”  、  ”  (1983)、 ”   ”
2229.「  ”      ”  5 洛中」   ”  、  ”  (1984)、 ”   ”
2230.「  ”      ”  6 洛南」   ”  、  ”  (1986)、 ”   ”
2231.「  ”      ”  7 南山城」  ” 、   ” (1989)、  ”   ”
2232.「有楽選書 旅と旅人」西村亨、実業之日本社(1977)、  ”   ”   *
 : 折口信夫の考えを跡付けながら日本人の心にある「旅と旅人」を追求したもの
2233.「味のある言葉」宇野信夫、講談社文庫(1986)、11月29日   *
2234.「青梅雨その他」永井龍男、講談社(1966)、11月29日
2235.「日本の食生活全集15 聞き書 新潟の食事」農山漁村文化協会(1985)、11月30日
2236.「   ”     ”   40  ”   福岡  ”  」   ”    ”   (1987)、  ”  ”
2237.「   ”     ”   41  ”   佐賀  ”  」   ”    ”   (1991)、  ”  ”
2238.「   ”     ”   42  ”   長崎  ”  」   ”    ”   (1985)、  ”  ”
2239.「   ”     ”   43  ”   熊本  ”  」   ”    ”   (1987)、  ”  ”
2240.「   ”     ”   44  ”   大分  ”  」   ”    ”   (1992)、  ”  ”
2241.「   ”     ”   45  ”   宮崎  ”  」   ”    ”   (1991)、  ”  ”
2242.「   ”     ”   46  ”   鹿児島 ”  」  ”    ”    (1989)、12月1日
2243.「   ”     ”   47  ”   沖縄  ”  」   ”    ”   (1988)、  ”  ”
2244.「   ”     ”   48  ”   アイヌ  ” 」   ”    ”   (1992)、  ”  ”
2245.「   ”     ”   49 日本の食事辞典Ⅰ 素材編」”    ” (1993)、  ”  ”
2246.「   ”     ”   50   ”     ” Ⅱ つくり方・食べ方編」” ( ” )、  ”  ”
2247.「職人衆昔ばなし」正・続、斎藤隆介、文春(1967・8)、11月30日   *
2248.「私の人物案内」今日出海、中公文庫(1982)、11月30日        *
2249.「女妖啼笑」奥野信太郎、講談社文芸文庫(1985)、11月30日
 : サブタイトル「はるかな女たち」
2250.「ムッシュ」ムッシュかまやつ、文春文庫(2009)、11月30日
2251.「有楽選書 日本人はこう話した」芳賀媛、実業之日本社(1976)、12月2日  *
 : サブタイトル「言論百年」。演説を中心に
2252.「  ”    くらしの季節」井口樹生、実業之日本社(1976)、12月2日
2253.「  ”    民謡の女」仲井幸二郎、    ”     (1977)、 ”  ”
 : サブタイトル「日本人の民俗6 日本民謡考」。民謡にうたわれた女、民謡から生まれた女、女の喜怒哀楽、民謡の心について語る。
2254.「漢字と日本人」高島俊男、文春新書(2001)、12月2日
2255.「古典の細道」白洲正子、新潮選書(1970)、12月2日   **
 : 「昔男ありけり」(在原業平)、「夢に生きる女」(小野小町)が「秀逸
2256.「老木の花」白洲正子、求龍堂(1988)、12月3日      **
 : サブタイトル「友枝喜久夫の能」。達人同士の話の醍醐味の味わえる本。
2257.「かくれ里」白洲正子、講談社文芸文庫(1991)、12月3日  *
2258.「日本の古社 伊勢神宮」三好和義他、淡交社(2003)、12月3日
2259.「新典社研究叢書49 増鏡考説ー流布本考」伊藤敬、(1992)、12月3日  (5)
2260.「紙葉の家」M・Z・ダニエレズスキー、ソニーマガジンズ(2002)、12月3日  *
2261.「西洋シネマ大系 僕の採点表Ⅰ1940,50年代」双葉十三郎、トパーズプレス(1990) (2)
2262.「  ”            ”   Ⅱ1960年代」双葉十三郎、トパーズプレス(1988)、12月3日
2263.「  ”            ”   Ⅴ1990年代」    ”   、     ”   (2001)、12月4日
2264.「新典社研究叢書33 西鶴文学とその周辺」吉江久彌、(1990)、12月4日  *
2265.「蒼蝿」熊谷守一、求龍堂(2014)、12月4日
2266.「発掘」浅草キッド、ロッキング・オン(2002)、12月4日
2267.「俳句作法入門」藤田湘子、角川選書(1993)、12月4日  (2)
2268.「男の俳句、女の俳句」藤田湘子、角川(1999)、12月4日 (2)
2269.「近代の秀句」水原秋櫻子、朝日選書(1986)、12月4日  (4)   *
 : サブタイトル「新修三代俳句鑑賞」
2270.「逃亡」上・下、松本清張、光文社文庫(2002)、12月4日
2271.「西洋シネマ大系 ぼくの採点表Ⅲ1970年代」双葉十三郎、トパーズプレス(1989)、12月5日
2272.「    ”           ”   Ⅳ1980年代」    ”  、     ”    (1991)、12月9日
2273.「不登校児が教えてくれたもの」森下一、グラフ社(2000)、12月8日   **
 : 3000人を超える症例が発する日本の父母へのメッセージ
2274.「書」熊谷守一、神無書房(2000)、12月9日
2275.「ひとりたのしむ」熊谷守一、求龍堂(1998)、12月9日  *
 : サブタイトル「熊谷守一画文集」
2276.「無一物」熊谷守一、世界文化社(1997)、12月9日
 : サブタイトル「熊谷守一の書」
2277.「虫時雨」熊谷守一、世界文化社(1997)、12月9日
 : サブタイトル「熊谷守一の素描・水墨画」
2278.「九龍城探訪」グレック・ジラード他、イースト・プレス(2004)、12月9日  **
 : サブタイトル「魔窟で暮らす人々」
2279.「京都叢書11 都名所図会」、光彩社(1968)、12月9日
2280.「   ”  12   ”   ” 拾遺」 ” (  ” )、  ”  ”
2281.「へたも絵のうち」熊谷守一、日経(1971)、12月9日
2282.「新典社研究叢書59 狭衣物語の人物と方法」久下裕利、(1992)、12月9日  (3)
2283.「日本農業全書1 耕作噺・奥民図彙他」古島敏雄他、農山漁村文化協会(1977)、12月9日(1)
2284.「メディア異人列伝」1993ー2004、永江朗、晶文社(2005)、12月9日
 : 「噂の真相」の中の「メディア異人列伝」というインタビュー連載の単行本化
2285.「啖呵こそ、わが稼業」塩野米松、新潮(2003)、12月9日  *
 : サブタイトル「会津家本家六代目・坂田春夫」
2286.「自伝 安藤昇」ぶんか社(2001)、12月9日
2287.「眼 美しく怒れ」岡本太郎、筑摩(1998)、12月9日
2288.「気の確立」藤平光一、東洋経済(1999)、12月9日   *
 : 著者の二人の師、植芝盛平(日本合気道の祖: リラックス=力を抜いてから気を出すを説く)と中村天風(心が体を動かすを説く)を紹介する。
2289.「黄金の幻影都市」1~5、タッド・ウィリアムズ、早川SF(2001)、12月10日
2290.「もうひとりの熊谷守一」真鍋井蛙編著、里文出版(2002)、12月10日
 : サブタイトル「水墨・書・篆刻他」
2291.「新典社研究叢書24 中世日記文学序説」渡辺静子、(1989)、12月10日  (5)
2292.「戦争を記憶する」藤原帰一、講談社現代新書(2001)、12月10日  *  (16)
 : サブタイトル「広島・ホロコースト・現在」
2293.「デモクラシーの帝国」藤原帰一、岩波新書(2002)、12月10日
 : サブタイトル「アメリカ・戦争・現代世界」
2294.「文学賞メッタ切り!リターンズ」大森望・豊崎由美、パルコ・エンターテインメント(2006)、12月10日
2295.「  ”    ”    受賞作はありません」”  ” 、  ”     ”   (2007)、12月10日
2296.「  ”    ”    ファイナル」  ”     ”  、  ”     ”   (2012)、12月10日
2297.「守一のいる場所」熊谷守一、求龍堂(2014)、12月12日   **
2298.「熊谷守一生前全版画集」熊谷守一、岐阜新聞(2007)、12月12日  *
2299.「熊谷守一の猫」熊谷守一、求龍堂(2004)、12月12日
2300.「守一ののこしたもの」熊谷守一、岐阜新聞(2004)、12月12日
2301.「日本農書全集4 耕稼春秋」土屋又三郎、農山漁村文化協会(1980)、12月12日 (1)
2302.「  ”   ”  5 農事遺書他」鹿野小四郎、  ”     ”  (1978)、12月12日  (1)
2303.「  ”   ”  6 私家農業談他」宮永正運、  ”     ”  (1979)、12月12日  (1)
2304.「  ”   ”  2 軽邑耕作抄他」淵澤圓右衛門、”    ”  (1980)、12月12日  (1)
2305.「  ”   ”  3 農業要集」宮負定雄、     ”     ”  (1979)、12月12日  (1)
2306.「新聞が面白くない理由」岩瀬達哉、講談社(1998)、12月12日
2307.「セザンヌの塗り残し」洲之内徹、新潮社(1973)、12月12日   *
2308.「はじまるよ」熊谷守一絵、福音館(2009)、12月12日
2309.「食の味、人生の味」辻嘉一・小野正吉、柴田書店(1981)、12月12日
2310.「巴里夢劇場」鴨志田恵一、朝日(1990)、12月12日
2311.「江戸時代人づくり風土記1 北海道」組本社編、農山漁村文化協会(1991)、12月13日
2312.「  ”        ”    2 青森」    ”   、   ”     ”  (1992)、  ”  ”   *
2313.「  ”        ”    3 岩手」    ”   、   ”     ”  (1988)、  ”  ”   *
2314.「  ”        ”    4 宮城」    ”   、   ”     ”  (1994)、  ”  ”   *
2315.「世界はもっと豊かだし、人はもっと優しい」森達也、晶文社(2003)、12月13日  **
2316.「平成元年のペレストロイカ」鈴木邦雄、アイビーシー(1990)、12月13日
 : サブタイトル「がんばれ、ゴルバチョフ」
2317.「初代総料理長サリー・ワイル」神山典士、講談社(2005)、12月13日
 : 横浜の名門ホテル「ホテル・ニューグランド」の創立時の料理長の物語。
2318.「私の履歴書 孤高の画人熊谷守一」日経ビジネス人新書(2007)、12月13日
2319.「ここが知りたい!俳句入門 上達のための18か条」小川軽舟、角川(2014)、12月13日 **
 : 「芸術としての俳句」を主要観点として、俳句上達の勘所を説く。「芸術」の命は「創造性」にある。
2320.「利休にたずねよ」山本兼一、PHP(2008),12月14日  **
 : 利休の茶・人となり・秀吉との葛藤の本質に迫る力作。利休論は数多くあるが、この本は「小説」という手法を最大限に活用して利休像をくっきりと描くことに成功している。秀吉との葛藤を、著者は、「血が熱い」似た者同士の葛藤として捉える。秀吉は「権力・金・女」にその熱さを向け、利休は「美」に向けた。「美」をもって天下を動かそうとする利休への天下人秀吉の嫉妬として分析。
2321.「新典社研究叢書45 国語副詞の史的研究」濱田敦他、(1993)、12月16日
2322.「千利休 無言の前衛」赤瀬川原平、岩波新書(1990)、12月16日  **
 : 「茶道」には全く素人の著者のところに突然勅使河原監督から「千利休」の映画を撮るので台本を書いてほしいという依頼が飛び込むところからはじまり、如何にしてシナリオを完成させたかの紹介。発想・思考プロセスのユニークさ面白くかつ刺激的。
2320.「江戸時代人づくり風土記5 秋田」組本社編、農山漁村文化協会(1989)、12月16日
2324.「   ”        ”   6 山形」   ”  、    ”    ”   (1991)、 ”   ”
2325.「   ”        ”   7 福島」   ”  、    ”    ”   (1990)、 ”   ”
2326.「   ”        ”   8 茨木」   ”  、    ”    ”   (1989)、 ”   ”
2327.「新典社研究叢書30 国語表現と音韻現象」遠藤邦基、(1988)、12月16日
2328.「   ”    ”  37 近世東海俳壇の研究」野田千平、(2001)、 ”   ”
2329.「太古、ブスは女神だった」大塚ひかり、マガジンハウス(2001)、  ”   ”   *
2330.「警察はなぜ堕落したのか」黒木照雄、草思社(2000)、12月16日
2331.「文学賞メッタ斬り!」大森望・豊崎由美、パルコ(2004)、12月17日
2332.「  ”    ”  2008年版」 ”   ” 、  ”  (2008)、 ”   ”
2333.「うらやましい死に方」五木寛之編、文春(2014)、12月17日   *
 : 「潮」読者投稿「うらやましい死に方」から1999年版16編、2013年版30編収録
2334.「日常人類学宣言」松田素二、世界思想社(2009)、12月17日  *  (13)
 : サブタイトル「生活世界の深層へ/から」
2335.「森の時間」前登志夫、新潮社(1991)、12月17日
2336.「保田與重郎文庫18 日本の美術史」新学社(2000)、12月17日  **
 : 大和朝廷時代から近代まで
2337.「食卓のなぜ学ストーリー7 腹ごしらえの哲学」永山久夫、農山漁村文化協会(1990)  *
 : サブタイトル「頭脳食・成功食・決死食」
2338.「「非国民」のすすめ」齋藤貴男、筑摩(2004)、12月17日   *
 : 支配されたがる人々(私生活主義)、国民の全行動の監視(監視カメラ・住基ネット)、公共の私物化(差別)、権力のプロパガンダに堕したマスコミなどを取り上げる。
2339.「東アジアで生きよう」金子勝・藤原帰一、岩波(2003)、12月17日
2340.「江戸時代人づくり風土記9 栃木」組本社編、農山漁村文化協会(1989)、12月18日
2341.「   ”       ”   10 群馬」   ”  、    ”     ”  、12月18日
2342.「新典社研究叢書21 夏目漱石とその周辺」片岡懋、(1988)、12月18日
2343.「  ”    ”  27・28 明治文学論集Ⅰ・Ⅱ」岡保生、( ” )、 ”   ”
2344.「銀齢の果て」筒井康隆、新潮社(2006)、12月18日   *
 : 高齢化社会の行きつく先を筒井流パロディで描く。シルバー・バトル(老人相互処刑)という仕組みが導入された社会で起きることを描いた小説。
2345.「殺人ピエロの孤島同窓会」水田美意子、宝島社(2006)、12月18日   **
 : 著者が高校生の時に書かれた、才気あふれる小説。
2346.「実作 俳句入門」藤田湘子、立風書房(1993)、12月19日   
2347.「「正しい戦争」は本当にあるのか」藤原帰一、ロッキングオーノ(2003)、12月19日  (1)
2348.「平和のリアリズム」藤原帰一、岩波(2004)、9月19日
2349.「別れても、バカな人」内藤みか、幻冬舎(2002)、12月19日
2350.「新典社研究叢書38 近代文芸新考」岡保生編、(1991)、12月20日   (1)
2351.「   ”     ” 39 日本文芸論叢」片野達郎、(1991)、12月20日   (3)
2352.「日本農書全集7 農稼業事・農業余話」小島如水・徳重、小西篤好、農山漁村文化協会(1979)、12月20日  *  (4)
2353.「  ”    ” 8 家業伝」木下清左衛門、農山漁村文化協会(1978)、12月20日  (2)
2354.「食卓のなぜ学ストーリー1 着想江戸時代の大ハヤリ食」”  ”(1989)、12月20日  *
2355.「   ”       ”   2 大芸術家・大ヒーローの食卓はなぜ劇的なのか」夏坂健   *
2356.「   ”       ”   3 自然が体に優しいだから私は野菜党」石飛仁、(1990)   *
2357.「   ”       ”   4 これはタダモノではない 芋よ」大地和子、(1990)、12月20日
2358.「   ”       ”   6 ラムネ、Lamune、らむね」野村鉄男、(1990、12月20日
2359.「後宮小説」酒見賢一、新潮社(1981)、12月20日   *
2360.「NHKへようこそ」滝本竜彦、角川書店(2002)、12月20日
 : NHK(日本ひきこもり協会)との闘い、脱出をはかる主人公の物語
2361.「四十日と四十夜のメルヘン」青木淳悟、新潮社(2005)、12月20日
2362.「クロニカ」粕谷知世、新潮社(2001)、12月21日   **
 : 第13回日本ファンタジーノベル大賞大賞受賞作。文字なき民インカの興亡を描く。
2363.「世界の果ての庭」西崎憲、新潮社(2002)、12月21日  *
 : 第14回日本ファンタジーノベル大賞大賞受賞作「ショート・ストーリー」を加筆・改題したもの。
2364.「阿修羅ガール」舞城王太郎、新潮社(2003)、12月21日
2365.「太陽の塔」森見登美彦、新潮社(2003)、12月21日
 : 第15回日本ファンタジーノベル大賞大賞受賞作。
2366.「沼地のある森を抜けて」梨本香歩、新潮社(2005)、12月21日  **
 : 先祖代々伝わる家宝の呻くぬか床を受けついだ主人公。ぬか床は卵を産み・育ちーーーー。先祖の誕生・生命の誕生に迫る。
2367.「コップとコッペパンとペン」福永信、河出(2007)、12月21日
2368.「新教養主義宣言」山形浩生、晶文社(1999)、12月22日   *
2369.「むかしばなし」只野真葛、東洋文庫(1984)、12月22日
 : サブタイトル「天明前後の江戸の思い出」
2370.「心の病が職場を潰す」岩坂明、新潮新書(2014)、12月22日
2371.「名経営者に育った平凡な主婦の物語」天蓋伺朗、昇夢社(2014)、12月22日  *
2372.「江戸時代人づくり風土記14 神奈川」組本社編、農山漁村文化協会(1987)、12月23日 *
2373.「   ”        ”   13・48 東京」  ”  、   ”     ”   (1991)、 ”  ”  **
2374.「日本農書全集9 家芸考・農作自得集他」丸屋甚七・森廣傳兵衛、”  ”、(1978), ”  ” (4)
2375.「  ”   ”  10 清良記・農術鑑正記、土居水也・砂川野水、”   ” 、(1980)、”  ” (5)
2376.「折口信夫全集10 口訳万葉集(下)」中公(1995)、12月23日
2377.「  ”    ”  11 万葉集事典」   ”  (1996)、 ”   ”
2378.「新典社研究叢書34 佐藤春夫の「車塵集」」吉川発揮、(1988)、12月23日  (3)
2379.「  ”     ”  19 明治小説論叢」三瓶達司、(1987)、12月24日  (2)
2380.「まなざしの誕生」下條信輔、新曜社(1988)、12月23日  **  (8)
 : サブタイトル「赤ちゃん学革命」。「原点としてのからだ」「相互作用のダイナミクス」をキー・ワードに、「心の発生学の原理」から赤ちゃんの成長を読み解く。数多くの通説を論拠明確に論破。
2381.「人麻呂の暗号」藤村由加、新潮社(1989)、12月23日  **
 : 万葉古歌は漢字のみで書かれていた。人麻呂の歌の真の意味を実証するために古代中国語・古代朝鮮語を研究し、それを証拠に新しい解釈を提示する。「藤村由加」という名前はこのプロジェクトに参加した4人の名前の1字を取って合成したもの。
2382.「バガージマヌパナス」池上永一、新潮社(1994)、12月23日   *
 : 第6回日本ファンタジーノベル大賞大賞受賞作に加筆したもの。86歳の老婆と19歳の娘との交流を、沖縄の恒久の時間の流れの中で描く。
2383.「酒仙」南條竹則、新潮社(1993)、12月23日   *
 : 第5回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作に加筆したもの。
2384.「雪のひとひら」ポール・キャリコ、新潮社(1975)、12月25日
2385.「ホットドックの丸かじり」東海林さだお、文春文庫(2008)、12月23日
2386.「未来世界から来た男」フレデリック・ブラウン、創元社文庫(1963)、12月23日
2387.「魔性の森」ハーバート・リーバーマン、角川文庫(1982)、12月23日
2388.「いかめしの丸かじり」東海林さだお、朝日(2010)、12月24日
2389.「虚数」スタニフワフ・レム、国書刊行会(1998)、12月24日  **
 : ポーランドで1973年に出版された奇書。未来に出版されるはずの本の序文を集めたもの。序文だけではなく、未来の百科事典の宣伝ちらしの内容見本や未来の超高性能コンピューターが自分で作り出した言語で語った講義も入っている。25年を経てようやく日本で出版された。
2390.「日本農書全集11 窮民夜晃の珠他」高橋善蔵、農山漁村文化協会(1979)、12月25日
2391.「  ”    ” 12 農業全書1~5」宮崎安貞、  ”       ”   (1978)、 ”  27日 (1)
2392.「  ”    ” 13  ”  ” 6~10」  ”   、  ”       ”   ( ”  )、 ”   ”
2393.「  ”    ” 14 広益国産考」大蔵永常、    ”       ”   (  ” )、 ”   ”  (11)
2394.「  ”    ” 15 除蝗考・農具便利論」大蔵永常、”     ”    (1977)、 ”  28日 (6)
2395.「  ”    ” 16 百姓伝記1~7」  ?  、   ”       ”   (1979)、 ”   ” (11)
2396.「  ”    ” 17  ”    8~15」 ?  、   ”      ”    (  ”  )、 ”  ”  (4)
2397.「  ”    ” 18 民間備荒録他」建部清庵、  ”       ”    (1983)、 ”  ”  (6)
2398.「折口信夫全集12 言語情調論・副詞表情の発生(言語論)」中公(1996)、12月25日  (3)
2399.「  ”   ”   13 新古今前後・世々の歌びと(和歌史1)」  ” ( ”  )、12月27日  (3)
2400.「江戸時代人づくり風土記11 埼玉」農山漁村文化協会(1995)、12月25日   *
2401.「   ”        ”   12 千葉」   ”     ”   (1990)、 ”   ”
2402、「   ”        ”   15 新潟」   ”     ”   (1988)、 ” 27日
2403.「   ”        ”   16 冨山」   ”     ”   (1993)、 ”  ”
2404.「宇宙創世紀ロボットの旅」スタニスコフ・レム、集英社(1973)、12月25日  *
2405.「鉄塔武蔵野線」銀林みのる、新潮社(1998)、12月25日   *
 : 第6回日本ファンタジーノベル大賞大賞受賞作に加筆したもの。「一作にして<鉄塔文学>というジャンルをつくってしまった。」と荒俣宏は評する。
2406.「糞袋」藤田雅矢、新潮社(1995)、12月25日
 : 第7回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作に加筆したもの。
2407.「蚤のサーカス」藤田雅矢、新潮社(1998)、12月25日
 : 長編第2作
2408.「見えないものを見る」伊勢英子・柳田邦男、理論社(1997)、12月25日  **
 : サブタイトル「絵描きの眼・作家の眼」
2409.「水仙月の四日」宮沢賢治、福音館(1969)、12月25日
2410.「ナボコフのドン・キホーテ講義」晶文社(1992)、12月26日   **
2411.「ロシア文学講義」ナブコフ、TBSブリタニカ(1992)、12月26日  *
2412.「保田與重郎文庫6 和泉式部私抄」新学社(1999)、12月26日  *
2413.「新典社研究叢書35 浅井了意怪奇小説の研究」坂巻甲大、(1990)、12月27日  (3)
2414.「   ”     ” 36 鴎外の文学世界」須田喜代治、(1990)、12月27日   (2)
2415.「新訂 民間省要」田中休愚、有隣堂(1996)、12月27日   **  (5)
2416.「”子”のつく名前の女の子は頭がいい」金原克範、洋泉社(1995)、12月27日
 : 現代の女の子たち(=シンデレラ世代)の誕生を、彼女たちの両親(=メディア1世)との関係から把握する目的として書かれた本。若者の特徴として1)彼らどうし・両親・教師との間で言葉が通じなくなっている(=コミュニケーション拒否)、2)本能的な衝動を抑えられなくなっている、を指摘する。
2417.「郵便局と蛇」A・E・コッパ―ド、国書刊行会(1996)、12月27日   *
 : 短編集
2418.「よだかの星」宮沢賢治、伊勢英子絵、講談社(1986)、12月28日  *
2419.「旅する絵描き」伊勢英子、平凡社(2007)、12月28日
2420.「ゴミ投資家のためのビッグバン入門」タックスヘイブンを楽しむ会、メディアワークス(1998)
2421.「車塵集」佐藤春夫、ちくま文庫(1991)、12月28日
2422.「記紀万葉の朝鮮語」金思華、明石書店(1998)、12月29日   **  (2)
 : 「記紀」は「漢字」を使用して書かれているがそこで使われている「古代日本語」にはいまだに本当の意味が不明なものが多い。そこでその意味を解明するために古代朝鮮語(ならびに古代中国語)と古代日本語を比較するという空前絶後の研究。結論は古代日本語と古代朝鮮語は多くの共通点を持つ。

     小計   タイトル数   869  冊数   930  情報カード作成ページ数   898
  年間合計           2422       2650                    3059