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2014年07月30日

2014年歌舞伎鑑賞

1.「七月大歌舞伎」(昼の部)歌舞伎座、7月29日    **
 : 「正札附根元草摺」市川右近、笑三郎、「夏祭浪花鑑」海老蔵、玉三郎、中車、猿弥、尾上右近、吉弥、門之助、右之助、家橘、左團次
2、「八月納涼歌舞伎」(第二部)歌舞伎座、8月25日   **
 : 「信州川中島合戦(輝虎配膳)」橋之介、彌十郎、児太郎、萬次郎、扇雀、「たぬき」三津五郎、勘九郎、七之助、秀調、市蔵、波野七緒八、巳之助、萬次郎、獅童、彌十郎、扇雀
 : 「たぬき」は、これまで観た歌舞伎の中で最も多くの笑いを取っていた。大仏次郎作の新作歌舞伎
3.「秀山祭九月大歌舞伎」(夜の部)歌舞伎座、」9月12日
 : 「絵本大功記」吉右衛門、染五郎、又五郎、米吉、歌昇、種之助、隼人、歌六、東蔵、魁春

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2015年01月21日

2015年歌舞伎鑑賞

1.「壽初春大歌舞伎」(昼の部)1月20日    **
 : 「金閣寺」染五郎、七之助男女蔵、廣太郎、笑也、門之助、勘九郎、「蜘蛛の拍子舞」(花山院空御所の場)玉三郎、勘九郎、七之助、染五郎、「一本刀土俵入」幸四郎、歌六、錦之助、由次郎、綿吾、宗之助、廣太郎、歌江、桂三、高麗蔵、友右衛門、魁春
 三幕とも力が入っており見ごたえがあった。その中での圧巻は何といっても「蜘蛛の拍子舞」の玉三郎。前半は、妖麗な美女を演じ、後半はその正体を現した女郎蜘蛛の妖怪を見事に演じ分け、大立ち回りで蜘蛛の絲をまき散らしての大熱演で歌舞伎の醍醐味を堪能させてくれた。
2.「壽初春大歌舞伎」(夜の部)1月23日    **
 : 「番町皿屋敷」吉右衛門、芝雀、桂三、吉之助、橋三郎、染五郎、東蔵、「女暫」玉三郎、歌六、錦之助、七之助、團子、弘太郎、梅丸、橘三郎、笑也、男女蔵、又五郎、吉右衛門
 : 「番町皿屋敷」は岡本綺堂作の新しいストーリー。お菊の幽霊ではなく、生きているお菊が「一枚二枚」と皿の数を数えるのが新鮮。「女暫」は玉三郎の巴御前の独壇場。ストーリーに大きな起伏がある訳ではないので、見た目の変化、登場者のグループの多様さ・衣装の豪華さと見栄え、そしてアドリブを多用しての目新しさ、そしてなによりも玉三郎の存在感で圧巻のエンターテインメントに仕上がっている。

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2016年01月14日

「2016年歌舞伎鑑賞」

1.「初春大歌舞伎」(昼の部)1月13日  **
 : 「廓三番叟」(傾城千歳太夫)孝太郎、(新造松ヶ枝)種之助、(太鼓持藤中)染五郎、「義経千本桜」<鳥居前>(佐藤忠信実は源九郎狐)橋之助、(源義経)門之助、(静御前)児太郎、(逸見藤太)松江、(武蔵坊弁慶)彌十郎、「梶原平三誉石切」<鶴ケ岡八幡社頭の場>(梶原平三景時)吉右衛門、(梢)芝雀、(俣野五郎景久)歌昇、(奴菊平)種之助、(山口十郎)由次郎、(川島八平)桂三、(岡崎将監)宗之助、(剣菱呑助)男女蔵、(大庭三郎景親)又五郎、(六郎太夫)歌六、「新古演劇十種の内 茨木」(伯母真柴実は茨木童子)玉三郎、(士卒運藤)鴈治郎、(士卒軍藤)門之助、(太刀持音若)左近、(家臣右源太)歌昇、(渡辺源次綱)松緑
 : 正月興行らしく、顔見世的な色彩の強い舞台だった。出し物・役者も揃っているのだが、なぜか盛り上がりの乏しかった。

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2017年01月20日

2017年「歌舞伎鑑賞」

1.「初春大歌舞伎」(夜の部)1月16日  ***
 : 「井伊大老」(井伊直弼)幸四郎、(仙英禅師)歌六、(長野主膳)染五郎、(水無部六臣)愛之助、(老女雲の井」)吉弥、(宇津木六之丞)錦吾、(中泉右京)高麗蔵、(昌子の方)雀右衛門、(お静の方)玉三郎、「越後獅子」(角兵衛獅子)鷹之資、「傾城」(傾城)玉三郎、「松浦の太鼓」(松浦鎮信)染五郎、(大高源吾)愛之助、(お縫)壱太郎、(宝井其角)左團次
 : 「井伊大老」「松浦の太鼓」は謡・囃子も派手な立ち回りもない、台詞だけで舞台を回していく地味な狂言。しかし、脚本の質の高さと役者の熱演で見ごたえのある二幕だった。「越後獅子」「傾城」は、愛之助・玉三郎が一人で演じる舞踊劇。

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2018年01月23日

「2018年歌舞伎鑑賞」

1.「初春大歌舞伎」1月19日  ****
 : <昼の部>「箱根霊験誓仇討」(飯沼勝五郎)勘九郎、(滝口上野)愛之助、(女房初花)七之助、(忽川久馬)吉之丞、(母早蕨)秀太郎、「七福神」(恵比寿)又五郎、(弁財天)扇雀、(寿老人)彌十郎、(福禄寿)門之助、(布袋)高麗蔵、(毘沙門)芝翫、(大黒天)鴈次郎、「菅原伝授手習鑑」<車引>(松王丸)幸四郎m(梅王丸)勘九郎、(桜丸)七之助、(杉王丸)廣太郎、(金棒引藤内)亀鶴、(藤原時平)彌十郎、<寺小屋>(松王丸)白鵬、(武部源蔵)梅玉、(千代)魁春、(戸浪)雀右衛門、(延くり与太郎)猿之助、(百姓良作)由次郎、(同田右衛門)桂三、(同鍬助)寿猿、(同米八)橘三郎、(同麦六)松之助、(同仙兵衛)寿治郎、(同八百吉)吉之丞、(同吾作)東蔵、(春藤玄蕃)左團次、(園生の前)藤十郎
 : <夜の部>「双蝶々曲輪日記」<相撲場>(濡髪長五郎)芝翫、(藤屋吾妻)七之助、(仲居おたけ)宗之助、(茶亭金平)錦吾、(山崎屋与五郎・放駒長吉)愛之助、「口上」白鸚、幸四郎、染五郎、幹部俳優、「勧進帳」(武蔵坊弁慶)幸四郎、(源義経)染五郎、(亀井六郎)鴈治郎、(片岡八郎)芝翫、(駿河次郎)愛之助、(常陸坊海尊)歌六、(富樫左衛門)吉右衛門、「相生獅子」(上)(姫)扇雀、孝太郎、「三人形」(下)(傾城)雀右衛門、(若衆)鴈治郎、(奴)又五郎

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