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2006年11月21日

第四回「戦場の医師ハッサン・バイエフーー戦争・平和・人権」

 第四回は「戦場の医師ハッサン・バイエフーー戦争・平和・人権」だった。
・ 今回の講師の医師ハッサン・バイエフは、第一次ならびに第二次チェチェン戦争下で六年間負傷者の外科治療にあたり、亡命を余儀なくされ現在はアメリカに在住している。
・ チェチェンとは: 北コーカサス地方に位置し、南をグルジアと接する以外は周囲をロシアに囲まれている。400年以上の歴史を有し、古代からの伝統を守リ、独自の文化・習慣・言語を持つ約100万人の人口の民族。産業は石油関連工業が発達している。
・ 第一次チェチェン戦争は、1994年12月に勃発約一年半で終結した。第二次チェチェン戦争は1999年9月に勃発泥沼化している。
・ 第四回「戦場の医師ハッサン・バイエフーー戦争・平和・人権」    2006年11月18日

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2006年10月28日

第三回「“未来バンク”の可能性」

・ 第三回は、「“未来バンク”の可能性ー環境問題を経済活動から考える」だった。
・ 内容は、大別すると、1)温暖化を中心とする環境問題の現情、2)エネルギー問題、3)それらの問題への対応策、4)「“未来バンク”」「apバンク」の活動だった。
・ まず、1)温暖化を中心とする環境問題の現状については、アメリカが温暖化による環境問題は起こっていないと主張していることを踏まえ、事実とデータで温暖化による環境破壊の実態を説明する。
 具体例として、アラスカの氷河(地球上の大半の真水量を占める)の後退、カナダの森林大火災(温度上昇による害虫の生存による枯れ木化が原因)、チリのパタゴニアの氷河後退などをあげる。
 温暖化にともなう海水面の上昇は、1900年~2000年で10cm、2000年~2100年で90cmと予測されており、これまでの延長線上ではなく,急加速していく。
 また、日本の場合は、温暖化ガスの93%がである。主体別排出量は、最大が産業で37%、運輸22%、民生(業務)16%、家庭13%などである。
・ 第三回「“未来バンク”の可能性」 講師:未来バンク事業組合理事長 田中優 ,2006年10月28日
 

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2006年07月23日

第二回「演劇をとおして学ぶ持続可能なまちづくり」

 第二回は、「演劇をとおして学ぶ持続可能なまちづくり」というテーマで、ワークショップ形式で実施された。
 最初は、初対面の14名の参加者がゲーム的に名前を呼び交わしていく動きからスタートし、徐々にジェスチャア(演劇的要素)を高めていき、横浜で見かける人(個人個人で)、テレビで見かけるコマーシャル(3グループで)などを演じ、当てさせる。
 こうしたウオーミング・アップをへて{まちづくり」の部分に入る。1)横浜のコマーシャル(セールス・ポイント)、2)横浜の課題(市民生活の問題点)、3)2で提起した問題のナ締めの第一歩を、3グループに分けて議論・まとめさせたものを演じさせる。(2)3)は同じメンバーで)
 講師: ベン・カバンゴン フィリピン教育演劇協会(PETA)事務局長

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2006年07月16日

第一回「カンボジアの人々が主役!シェアの国際保健協力活動」

 第一回は、シェア(国際保健協力市民の会)のカンボジアでの活動内容の紹介。
 セミナーの前半は、カンボジアの地理・歴史・人々の暮らしぶりなどが沢山の写真にくわえ、カンボジアについてのクイズなども交え分かりやすく説明された。
 後半は、シェア・カンボジア事務所の活動の現地での位置付け・役割・具体的な内容が報告された。
 活動の基本は、「カンボジアの人々が主役!」でを理念に、自立して、保健の向上のための目標・施策・それを支える組織・人材つくりを行えるようにすること。
 カンボジア事務所の活動は、プノンペンの北東約50kmの農村地帯で、病院や保健センターへの支援、学校でのエイズ教育、人材育成などを柱に展開されている。
 講師: 植木光 元シェア・カンボジア事務所プログラム・アドバイザー   2006年6月10日

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